2017-09-19

YGヤン・ヒョンソク代表のスター発掘番組「ミックスナイン」から新たなグループ誕生はあるのか?今日、19日の記者会見で明らかに


10月末から放送が予定されるJTBCのスター発掘の新番組「Mix Nine(ミックスナイン)」が、放送開始前から番組内容の在り方について議論を呼んでいます。

YGのヤン・ヒョンソク代表が自ら足を運び、スターの原石を見つけてバックアップするという趣旨の「ミックスナイン」は、「PRODUCE 101」などで知られるハンドンチョルPDのYGエンターテインメントでの仕事第一弾ということでも注目されています。

そして、18日にはこの番組に出演する第一走者として、現在、2018年の完全体デビューに向けてひとりずつメンバーを公開中のガールズグループ「今月の少女/LOOΠΔ」の出演が発表されました。これをきっかけに、番組の制作発表の時以来に、「ミックスナイン」の内容の在り方についての議論がファンの間で起きています。

完全体デビューはまだ来年とは言え、個別にはそれぞれにデビューしているLOOΠΔのメンバーが、なぜ、サバイバル番組に出る必要があるのか?というのが議論のポイントになっています。

これに関して韓国、海外、そして日本のファンの意見を総括すると、売り上げ的には芳しくなかったLOOΠΔ1/3の知名度を上げるため。あるいは、そもそも出来レースで、YGとのつながりもある、LOOΠΔ所属事務所の支援が目的との見方もあります。真摯なLOOΠΔファンであるほど、今回の件に失望する声があがっています。


例えばこれは、ある韓国ファンの意見(抜粋)…

『すでに月に一度、一人ずつデビューさせることで、熾烈な競争をくぐって来た子供なのに、サバイバルプログラムですか?夏パッケージを秋に発売した理由は、最初のプランが押されたため、このような事態が起きたことじゃないかと… いくらファン層が、少なくともファンカフェにお知らせ一つせずに、このような内容に記事で接するのですか?本当にファンはいなくてもいい存在ですか?… 向こう(ミックスナイン)に選ばれれば、完全体のデビュープランだけ遅らせるのは、失望を超えた背信ですね(大意)』

状況をわかりやすくお伝えするために、あえて強めの意見をご紹介しましたが、このコメントに限らず、LOOΠΔ1/3の出演には疑問を投げかける声が多いです。そもそもLOOΠΔはすでに原石ではなく、プロとして活動しているという見方もあります。




さらに、海外ファンは「ミックスナイン」は他のサバイバルのように、番組から新しいグループユニットを誕生させるのか?ということについて議論しています。もしそうであれば、LOOΠΔのメンバーの誰かが選ばれた場合、しばらくはその新グループに専念することになります。そして、完全体デビューは先送りになるかもしれません。上記のファンはそのことも懸念しています。またともすれば、YGに丸ごと買い取られてしまうのではないか?といった意見さえ見られます。


新プログラム「ミックスナイン」は既存のサバイバル番組と同じなのか?

しかし一方で、まだ判断を急ぐべきではないという見方もあります。「ミックスナイン」の具体的な番組内容については明かされていない部分が多く、果たして既存のサバイバルオーディションのような捉え方が妥当なのかわかりません。

現時点でわかっていることと言えば、YGヤン・ヒョンソク代表が全国津々浦々の芸能企画会社を訪れ、そこに眠るスターの原石を発掘し、スポットが当たるようにバックアップするという説明のみです。

その後、そこからメンバーをピックアップして、しのぎを削らせ再デビューをめざすよう促すのか、また、彼らを集めて新しいグループを結成するのか、といった点についてはまったく触れられていません。それどころか、もしかするとそうした既存のサバイバルオーディション番組とは、まったく関係のない新概念のプログラムになる可能性もあります。

だとすれば、今月の少女/LOOΠΔ1/3の出演は、大いに歓迎すべきことになります。なぜなら、このすばらしくも、ほとんど世に知られていないグループとその楽曲が、YGヤン・ヒョンソク代表とハンドンチョルPDの力で再び光を当てられ、人々に多く知られる絶好の機会となるかもしれないからです。




私はぜひそうなることに期待したいです!

LOOΠΔ1/3のメンバーであるハスルの「少年、少女」や、ヒョンジンの「Around You」は、K-POPのガールズグループが行き着いた、ひとつの到達点だと私は思っています。それがこのまま埋もれたままなのは、あまりに惜しいです。知る人ぞ知る存在… というのもカッコいいですが、やはりより多くの人に知ってもらい、感動を受けてもらった方がいいです。

今日、19日には「ミックスナイン」側の記者会見があるとされています。その内容が快いものであることを期待しています。