2017-10-19

TWICE、新曲「One More Time」の初動売り上げが、少女時代とKARAの記録を塗り替える


TWICEがついにCD売上の数字でも少女時代とKARAを上回りました。

10月17日付デイリーチャートでTWICEの1stシングル『One More Time』が初登場1位を記録しました。オリコンによれば、TWICEは初動で合計94,957枚を売り上げました。これは、日本でのK-POPガールズグループの初動売り上げベストの記録です。




過去の売り上げで記録の対象となるのは少女時代とKARAです。この2グループはアルバムとシングルの両方において、日本におけるK-POPガールズグループのトップセラーの数字を保持してきました。

これまでの日本での初動トップは、少女時代のアルバム「GIRLS' GENERATION」で74000枚。次いでKARAのアルバム「スーパーガール」で73076枚でした。





今回の記録を生んだTWICEの「One More Time」は、初めての日本盤シングルです。これと同じ条件で、少女時代、KARAの日本で最初のシングル売り上げと比較すると…。


【少女時代】『GENIE』
2010/09/08発売
週間初登場:4位 
初動売上:44,907枚 
累計売上:151,042枚


【KARA】 『ミスター』
2010年8月11日発売
週間初登場:5位
初動売上:29,238枚
累計売上:144,856枚


これに対し、TWICEの初動売上:94,957枚という数字がいかに大きいかがわかります。しかも、少女時代とKARAの日本デビュー当時は、背景として「韓流・K-POPブーム」があり、その流れの中での売上でした。

現在も「第二次K-POPブーム」という言われ方もありますが、実際はまだそこまでは至っていないのが実情です。TWICEはブームの後押しではなく、TWICE自身の力で売れたと言っても過言ではありません。そこが、7年前とは大きく違う点です。


… ちなみに、Apinkの日本1stシングル「NoNoNo(Japanese ver.)」の初動は、オリコン4位で3.3万枚。AOAの日本1stシングル「ミニスカート(Japanese ver.)」の初動は(記憶なので不確かですが)、オリコン13位で8000枚でした。




最後にもうひとつ付け加えると、少女時代、KARA、AOA、Apinkの日本1stシングルは、いずれも韓国オリジナル曲の日本語バージョンでしたが、TWICEの日本1stシングル「One More Time」は、いきなり日本オリジナル制作の楽曲です。ここにも、TWICEに対するレコード会社の気合の度合いの強さがうかがえます。