韓国の「PRODUCE 101」と日本の「AKB48」がひとつになった、Mnetの新たなオーディション番組「PRODUCE 48 - PRODUCE101 Season3」が、いよいよ本格的にアクションを開始しました。
16日の報道ではこの日、「PRODUCE48」の志願者の募集がスタート。プロフィール映像は撮影中であり、アン・ジュニョンPDが韓国、日本を行き来し、両国で打ち合わせを進行中と伝えられました。また現在、細部スケジュールが調整中であると報じられました。AKB48グループの参加申し込み受け付けは、すでに10日で締め切られています。
これまで、番組参加者については様々な憶測やうわさが飛び交いました。ほとんどはファンの期待レベルのものでしたが、16日の報道をきっかけに、うわさにより信憑性を感じるものも出始め、静かだった「PRODUCE 48」周辺がにわかに活気づいてきました。
まずは韓国側。
「PRODUCE 48」はSeason1と同じく女性編で、Season1, Season2でも練習生を出演させた各企画会社に、現在スタッフがあたっている最中と言います。現時点で参加がうわさされるのは次の企画会社です。
[RUMOUR] List of companies to send their trainee to PRODUCE48— PRODUCE48 SPOILER (@produce48_spoil) 2018年1月16日
FNC
Urban Works
Woollim
Idol Master member
RBW
Brave#Produce48 #프로듀스48
FNCから2018年にデビューと予告されていたガールズグループの3名がいます。
— PRODUCE48 SPOILER (@produce48_spoil) 2018年1月16日
Urban Worksからは練習生のこの2人です。
— PRODUCE48 SPOILER (@produce48_spoil) 2018年1月16日
LovelyzのWoollimからはこの2人の練習生。
— PRODUCE48 SPOILER (@produce48_spoil) 2018年1月16日
勇敢な兄弟のBrave Entertainmentからの練習生は3人です。
— PRODUCE48 SPOILER (@produce48_spoil) 2018年1月16日
他には「アイドルマスター.KR」も事務所のリストに入っています。現在、オーディション番組「THE UNIT」「MIX NINE」にメンバーが参加しているので、充分可能性はあるでしょう。
そして、韓国を始め、海外ファンの予測の声が絶えないのがDIAのジュウンです。ジュウンは日本のアイドル顔だと以前から言われ、「PRODUCE 48」には適格だとしています。また、DIAはイェビンとソミ(ジュウンと同時加入)が「THE UNIT」出演中であり、最終9人に選ばれれば、最低7ヶ月はDIAに本格的に戻れないことになります。さらに、チェヨンはI.O.IメンバーとしてSeason1で人気を得た過去もあります。ヒヒョンはケシの名で最終22名にまで残りました。
しかし、一方でDIAが所属するMBKは「PRODUCE 48」には参加しないという声もあります。従ってジュウンの参加はないとする意見です。
[!!] SM, JYP, YG, BigHit, Polaris, Fantagio and MBK will not be sending any trainees to PRODUCE48— PRODUCE48 SPOILER (@produce48_spoil) 2018年1月16日
#Produce48 #프로듀스48
「PRODUCE 48」には日本以外のAKB48グループからの参加も可能とされています。そこでSNH48のkikiやJKT48のYupiなどがうわさに上がっています。kikiはかつて、SM Entertainmentのオーディションを受けた経験があると言われています。
続いては日本側です。
先日からお伝えしているように、韓国で最も有力視されているのはHKT48とAKB48兼任の宮脇咲良です。宮脇さんは韓国での人気も高く、また本人もK-POPファンだと言われています。また、先日のAK48サイン会では、本人が番組出演を韓国ファンに伝えたというツイート(あくまでうわさです)があり、韓国ファンが騒然となる事態もありました。
【追記】1月17日、AKB48のドラマ「豆腐プロレス」のリアルイベントが、愛知で2月23日に開催されると発表がありました。このイベントの出演者に、ドラマ主演の宮脇さんの名前がないため、「PRODUCE48のためではないか?」との見方も強まっています。
韓国の「PRODUCE 48」フォーラムでは、NMB48太田夢莉の参加が、話題になったことがありました。理由は、1月後半に予定される大事なイベントスケジュールに、太田さんの名が無かったというもの。ただ、話題になったのは一度きりで、その後は触れられていません。
STU48の榊 美優は、海外ファンの間で最初にうわさになったメンバーです。YouTubeで活動したアイドル時代から、ダンスなどのパフォーマンスへの志向性が高く、K-POPとの親和性もあるとみられたようです。
NMB48の矢倉楓子は昨年12月1日頃、InstagramでTWICE「TT」カバーダンス動画を公開したことがあり、これが「PRODUCE 48」参加に向けてのリークとみる海外ファンがいます。マネージャーが「踊ってみてよ」と促し、撮影したというのも気になるところではあります。
NMB48, AKB48兼任の山本彩は、すでにソロアルバムを2枚出すほどのボーカルの実力者で、K-POP練習生の高いレベルに対抗するのに適格とみられています。さらに昨日、山本さんが意味深なツイートをしたことも注目されています。海外ファンは「PRODUCE48に出て欲しい…」とつぶやいています。
明日、お知らせがあります🤐— 山本彩 (@SayakaNeon) 2018年1月16日
【追記】このお知らせは「PRODUCE48」とは関係ありませんでした。
AKB48グループに詳しいファンの感覚では、このような予測もできるようです。
PRODUCE48にみゃおこと宮崎美穂がキャプテンなのは私の中では勝手に確定してるけど、普通にさくらたんも出るだろうなぁ。珠理奈、岡田奈々ちゃん辺りのルックスやスタイリングは韓国寄りじゃないけどパフォーマンスに命掛けてる系の子達が来たら面白いと思う。さや姉もどうなんだろ?くんぐめ— お食事処 (@konnyaku_in_box) 2018年1月16日
昨年の11月29日に、「PRODUCE 48」が初めて発表された際、「AKB48グループでトップクラスのメンバーも参加申し込み可能」とするアナウンスがありました。つまり、可能性としては誰でも出演があり得るという意味です。しかし、冷静に考えて48グループの柱になるような中心メンバーが、数か月間、チームの活動を離れることができるのか?という素朴な疑問もあります。現実的に考えればその後に指原さんが言ったように、「まだ売れていないメンバーが名を売るチャンス」という捉え方の方が妥当な気もします。
しかし、これだけ思い切ったプロジェクトに踏み出す以上、AKB48側もひとりや二人は、名の通ったメンバーを出す必要もあるとも思えます。「PRODUCE 48」は16日にその歩みを本格的に始めました。今後に起こるであろう様々な展開に期待しながら、その動向を見守っていきたいと思います。