2月9日に開幕した「2018平昌冬季オリンピック」開幕式の選手入場の際のBGMとして、大ヒットしてよく知られた、いくつかのK-POPソングが使用されました。
2月9日の午後8時から平昌オリンピックスタジアムにて、韓国初のオリンピック30周年記念式典が開かれました。各国の選手は国ごとのパレードで、カラフルなライトを掲げ、軽快なダンスソングにあわせてスタジアムに入場しました。この際、BGMにはK-POPの有名曲がいくつか流れました。
米ビルボードで最高2位を記録したPSYの「江南スタイル」、「TWICE」の2017年の大ヒット曲「Likey」、「BIGBANG」の「Fantastic Baby」、「BTS」の「DNA」、「Red Velvet」の「Red Flover」など、K-POPファンであれば一度は耳にしたことがある曲ばかりが使用されました。また、楽曲ばかりではなく、今のK-POPを代表するアーティストラインナップと捉えることもできます。
日本で放送されたNHKの特番では、女性アナウンサーがいち早くTWICEの「Likey」に反応。まだイントロのベース音しか聴こえない段階から「昨年紅白にも出場したTWICEの曲です」と知らせました。また、BIGBANGの曲にも即座に反応して見せ、もしやK-POPファンなのでは?と思わせる一幕もありました。
この他、開会式では、GUCKKASTEN ハ・ヒョヌ、チョン・イングォン、イ・ウンミ、アン・ジヨン(赤頬思春期)らがステージで共演、ジョン・レノンの名曲「イマジン(Imagine)」を歌い、世界に向けて平和のメッセージを発信しました。
「2018平昌冬季五輪」の開幕式は「平和(ピース・イン・モーション)」をテーマに行われ、3000人余りの出演者が「平和の答え」を探し求める冒険を、一本の冬の童話のような公演として繰り広げました。