少女時代のソヒョンが再び南北融和の架け橋としてステージに立ちます。
20日、韓国と北朝鮮は韓国芸術団の平壌公演を話し合う南北実務接触を、午前10時から軍事境界線がある板門店の北朝鮮側施設「統一閣」で行いました。韓国は芸術団の音楽監督に内定した人気作曲家のユン・サン氏を首席代表とし、統一部の朴炯一(パク・ヒョンイル)局長、青瓦台(大統領府)統一秘書官室のパク・ジンウォン先任行政官が出席。北朝鮮からは芸術団「三池淵(サムジヨン)管弦楽団」の玄松月(ヒョン・ソンウォル)団長らが出席しました。
韓国芸術団の平壌公演の日時と場所、出演者と曲目、芸術団の訪朝経路などの実務協議の結果、公演時期とラインナップが確定しました。平壌公演は来る31日から4月3日にかけて、東平壌大劇場と平壤柳京鄭周永体育館で2回行われます。
また、韓国側は約160人で構成された芸術団を北朝鮮に派遣します。ラインナップにはデビュー50周年を迎えた国民的歌手チョー・ヨンピル(67)をはじめ、イ・ソンヒ(53)、ユン・サン(49・団長)、ユン・ドヒョン(46)、ペク・チヨン(41)、ジョンイン(37)、Ali(33)、ガールズグループ Red Velvet、少女時代 ソヒョン(26)が含まれています。
芸術団の平壌公演は、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の特使団が5~6日に訪朝した際に北朝鮮と開催に合意しました。2月の平昌冬季五輪に合わせた北朝鮮芸術団の韓国公演に対する答礼の意味合いもあります。
韓国芸術団に選ばれたソヒョンは、先月、北朝鮮の三池淵管弦楽団がソウルで公演した際に、共演したことが大きな話題となりました。ソウル公演でステージに立った韓国側の歌手はソヒョンのみです。そうした実績から、今回も芸術団に選ばれたものと見られます。
ソヒョンが韓国芸術団として北朝鮮・平壌の公演に出演する話題は、日本でも「日テレNEWS24」や「YAHOO! JAPANニュース」などで報じられました。
また、ソヒョンの事務所の後輩になるRed Velvetは、「意義深い場所に参加できることは光栄で、うれしく思う。平壌での公演は初めてだが、非常に楽しみ。良いステージになるよう、しっかり準備する」と抱負を語りました。