「THE UNIT」のデビュー組「UNI.T」が久しぶりにテレビに登場しました。
7日午後、韓国で放送されたKBS2「不朽の名曲」に、「THE UNIT」から誕生した9人組ガールズグループ「UNI.T(ユニティ)」が出演、79年のヒット曲のカバーで華麗なステージを披露しました。
「不朽の名曲」は、毎回過去のヒット曲にスポットをあて、現代的な再解釈を通じたカバーで、新たな魅力を引き出そうという番組です。韓国で根強い人気があり、長らく続くシリーズになっています。
この人気番組「不朽の名曲 - Immortal Songs 2」でUNI.Tがカバーしたのは、韓国で男女3人のセセムトリオが79年にヒットさせた「ロスアンジェルスに行けば」です。この曲は2015年公開の映画「受賞した彼女」のOSTにもなっています。軽快なテンポで親しみやすいメロディが魅力のポップナンバーです。
7日にデビューした男性のデビュー組「UNB」の話題は連日のように聞くものの、UNI.Tの情報は3月3日のショーケース以来、目立ったものがなかったので、彼女たちの活動を待つファンにとっては待望の番組出演となりました。
「ロスアンジェルスに行けば」のカバーで、UNI.Tはさすがのステージ運びを見せました。ヒョンジュが愛らしい声で出だしを歌い始めると、それに続きイェビンは持ち前の透明感ある美声を聴かせました。
ウィジンはSONAMOOではあまり目立たないボーカルの腕前を披露し、スジはR.G.PやTHE ARKでは見せたことのないラップに果敢に挑戦しました。また、NC.Aはメインボーカルとして3度の見せ場を作り、伸びやかな高音で観客を魅了しました。
UNI.Tは全員がデビュー経験者だけあって、パフォーマンスが安定していて安心してステージを楽しむことができました。NC.Aを中心としたボーカルで満足させ、スジらのダンスで見せ場を設け、さらにヒョンジュの愛嬌などで、あらゆる方位にわたって魅力を放ちました。また、それらを卒なくこなせるのが、ベテランも多いUNI.Tの強みです。
男性チームのデビュー活動がひと通り済めば、続いては女性チームUNI.Tのデビュー活動が待っているはずです。デビュー曲はどんな作品を用意するのかわかりませんが、なんでも期待以上にこなせるメンバーたちなので、どんな曲が来ようと楽しみです。
4月8日、UNI.Tは男性チームUNBと共に順天オープンコンサートに出演、番組テーマ曲「My Turn」を歌いました。