30日午後8時から、AKB48の53枚目のシングル選抜メンバーを決める「第10回 AKB48世界選抜総選挙」の投票速報(中間発表)が東京・秋葉原48劇場で発表されました。結果はNGT48の荻野由佳が5万9531票を獲得して暫定首位に。また、SKE48の松井珠理奈は3万8943票で2位、HKT48の宮脇咲良は3万2614票で3位に立っています。
今年で10回目となるAKB48の選抜総選挙には、バンコクの「BNK48」、台北の「TPE48」を含む史上最多の339人が出馬。第10回世界選抜総選挙記念枠(81~100位)が新設され、53枚目シングルの選抜メンバー及びカップリングメンバー、合計6グループ総勢100人を決定します。
そして、今回の総選挙の中間発表速報では、6月15日から韓国Mnetで放送が開始されるオーディション番組「PRODUCE48」参加者の躍進が目立ちました。松井珠理奈、宮脇咲良は前評判通りの上位に立ち、高橋朱里は昨年11位から5ランクアップの6位、矢吹奈子は昨年37位から8位へ大きくジャンプアップしています。
さらに、岩立沙穂は昨年42位から23位、後藤萌咲は76位から34位、中野郁海は85位から60位と順位を上げており、まだ中間発表の暫定的な数字とは言え、好発進の滑り出しを見せています。
そして、今回特に躍進ぶりが目立った参加者たちは、いずれも昨年圏外から大幅アップのランクインを果たしています。長谷川玲奈は11位、武藤十夢は18位、山田野絵は20位。
さらに、韓国ファンからの支持が熱い本田仁美は、暫定ながら今回初めて、念願の56位ランクインを果たしています。「PRODUCE48」の最初の「現場評価コンテスト」以降、韓国ファンの間では矢吹奈子と本田仁美の評価が高まっています。
栗原紗英は63位、市川愛美は86位で圏外からランクインしています。村川緋杏は109位、荒巻美咲は114位といずれも本番ではランク外ですが、昨年が圏外だったことを考えれば、まだ望みはあります。
一方で、躍進が期待されながら、中間発表では振るわなかった参加者もいます。なぜこのような数字になったのか不思議なくらいですが、まだ途中の暫定的な順位なので、今後どうなるかはまったくわかりません。
今回の速報結果を見ると、全般に「PRODUCE48」参加者たちは、日本でも高い支持を受け健闘していることがわかります。総選挙当日の6月16日まであと2週間あまり。参加者たちの更なる躍進が期待されます。
「第10回 AKB48世界選抜総選挙」投票速報(中間発表)