2018-06-25

「中国のガッキー」と話題を呼んだロン・モンロウ、配信シングル「PLANET」でアーティストデビュー…現在、中国で記録的な大ヒット中


ネットで「中国のガッキー」として話題を呼んだ栗子ことロン・モンロウが、配信シングル「PLANET」でアーティストデビューを果たしました。

ロン・モンロウは、1994年中国湖南省・湖西出身。少数民族の土屋族(トゥチャ族)にルーツを持ち、実家の手伝いで川で洗濯中にテレビ局スタッフにスカウトされました。

そして、2014年に開催された中国のオーディション番組『おいで!シンデレラ』(来吧!灰姑娘)に出演し、歌手、女優、声優、モデル、運動能力など、数カ月の審査課題を経て、2015年にグランプリを獲得しています。

その後、2017年にはSNS画像が日本の人気女優・新垣結衣と似ていると評判になり、現在、インスタグラムのフォロワー数が14.2万人を超える人気を博しています。





デビュー曲「PLANET」(原曲:ラムジ)は、12年前に日本でリリースされた楽曲にもかかわらず、現在も中国で記録的なヒットを続けています。動画アプリTikTok(抖音)では、600万件近くのユーザーが同曲を利用し、中国の音楽配信サービスの週間チャートでも総合5位を記録しました。

6月19日に開催された上海の音楽イベントに井上慎二郎(ラムジ)と出演したロン・モンロウは、約1,000人の観客の前で「PLANET」の日本語・中国語両バージョンを初披露。翌20日には中国最大級音楽動画サイト「音悦台」のJ-POPランキングで1位を獲得し、さらに21日には中国No.1検索サイト「Baidu」のJ-POP動画ランキングでも1位となっています。






「歌手として頑張る自分の姿を通し、日本を知る中国の若者が増えること。同時に日本の若者にいまの中国に興味を持ってもらうこと」という夢をもつロン・モンロウ。

「PLANET」はロン・モンロウの母国語である中国語バージョンがお薦め。少したどたどしい発音が、彼女の歌の愛らしさを引き立てています。