2018-08-17

今月の少女/LOONA、デビュー曲「ハイハイ(Hi High)」の最初のティーザー映像を公開…作曲はTWICE「Candy Pop」のMayu WakisakaとRed Velvet「海が聴こえる」のMonoTreeファンヒョン


LOONAのデビュー曲は、一体どのようなコンセプトになるのでしょうか?

16日、LOONAの所属事務所BlockBerryCreativeは、公式SNSを通じてデビューミニアルバム「++(プラスプラス)」のトラックリストが入った画像を公開しました。 

公開されたトラックリストには、今月の少女のデビュー曲「ハイハイ(Hi High)」をはじめ、リードシングルとして先に公開され、すでにYouTube再生回数300万を超す「フェイバリット(favOriTe)」「++」「オープン」「パーフェクトラブ(Perfect Love)」「スタイリッシュ(Stylish)」まで、全6曲の曲名が表記されています。




そしてつい先頃17日午前0時には、20日リリースのデビュー曲「ハイハイ(Hi High)」の最初のティーザー映像が公開されました。あたかも、LOONA1/3の「Love & Live」のMVを思わせるように、メンバーがクラウチングスタートをきる姿が印象的です。




さて、私はこのビデオが公開されるまで数時間をかけて、「ハイハイ(Hi High)」のメイン作曲家であるMonoTree ファンヒョンと、日本人作曲家のMayu Wakisakaの最近の提供作品をひと通り聴いていました。

まずファンヒョンはLOONAファンにはお馴染みの作曲家で、ヨジン「Kiss Later」、LOONA1/3「Love & Live」「Valentine Girl」、yyxy「frozen」などを手がけています。MonoTreeは他にイ・ジュヒョンやNOPARIなども多くの作品をLOONAに提供しています。




さらにファンヒョンはLOONA以外にもこの一年で、Red Velvet(海が聴こえる)、ONF(ON/OFF)、ELRIS(Pow Pow)、テミン(Day and Night)、NATURE(Girls and Flowers)などの楽曲を提供しています。中でも特に印象的だったのは、IUに提供したゲームのOST「千年の新曲」や、昨年、惜しくも芸能界を引退した遠藤舞のラストアルバム収録曲「キンモクセイ」、My Afternoonの「SEOUL CITY」です。

以前、ファンヒョンの曲は「コード進行がどれも一緒だ」と書いたことがありましたが、もうそのような傾向は皆無でした。聴く曲ごとに新たなコード展開に挑戦していて、都会的で洗練されたムードを持ちながら、きれいで親しみやすい旋律という、独自のスタイルを打ち出しています。My Afternoonはカップリング曲「Off Road」も含めて必聴です。







一方のMayu Wakisakaは、TWICEの「Knock Knock」で一躍脚光を浴び、その後も再びTWICEに「Candy Pop」を提供。今年初めのOH MY GIRLのさわやかな名曲「Secret Garden」も手がけています。

そして、日本人アーティストではMISIAに提供した「君のそばにいるよ」がすばらしいです。MISIAの豊かな歌唱力と、Mayu Wakisakaの流麗な旋律がひとつになり、スケールの大きな世界観を生んでいます。






数時間にわたり、ファンヒョンとMayu Wakisakaの作品を聴いて感じたのは、どちらもメロディーラインがしっかりしてきれいで、親しみやすいということです。作曲した音楽のジャンルが違っても、このことだけは一貫しています。

こうした2人がタッグを組んだ今月の少女/LOONAのデビュー曲「ハイハイ(Hi High)」が、一体どのような仕上がりになるのか楽しみでなりません。きっと、期待を裏切らないクオリティであることは、間違いないと思います。




実はファンヒョンとMayu Wakisakaは過去に一度、少女時代の楽曲でタッグを組んだことがあります。昨年夏にリリースされた6th Album「Holiday Night」の収録曲「Love is Bitter」です。テヨンの名唱が光るオシャレでJazzyな逸品で、ファンヒョンとMayu Wakisakaのメロディやコードセンスが濃縮されています。





尚、今月の少女は来る19日、ソウル芳夷洞オリンピック公園内オリンピックホールにて、デビューコンサート「ルナボルス」(LOONAbirth)を開催し、翌日の20日午後6時には、デビューミニアルバム「++」を公開する予定です。