今日から3日間、今月の少女の音楽会が開催されます。
今月の少女/LOONAは11月23日から25日まで、ソウル・弘大(ホンデ)ムーブホールにてラジオコンサート「LOONA Studio in SEOUL」を開催します。
このコンサートは、“見えるラジオ”コンサート形態で、舞台を通じてファンの人々と一層近付きたいというメンバーたちの願いから実現したもの。ステージでは、1/3、ODD EYE CIRCLE、yyxyの3ユニットのパフォーマンスも披露されます。
LOONAは12人完全体はもちろんのこと、ソロやユニットの楽曲が特に素晴らしいです。もし、日本でLOONAがコンサートを開いてくれるとしたら、私はむしろソロ曲をコンプリートしてほしいぐらい。
特にヒョンジンの「Around You」、ハスルの「少年、少女」、ヨジンの「Kiss Later」は絶対に外さないでほしい。ヒジン&ヒョンジンの「I'll Be There」や1/3の「The Carol」も… 言い出したらきりがないです。
こうした曲の多くが披露されるであろう今回のラジオコンサート。
すでにメンバーたちが本番に備えて練習に取り組む姿が、YouTubeやInstagramなどを通じて公開されています。
オリジナル曲以外のカバーもやるのでしょうか? そうだとしたら、今までのコンサートにはない試みです。3日間が楽しみです。
ここで少しだけ振り返らせてください…
私のLOONAとの出会い。それはトップバッターのヒジンではなく、ヒョンジンのMVからでした。まるで短編映画のようなストーリー性のある映像とK-POPからかけ離れた楽曲。ヒョンジンの非日常的な透明感などが一気に押し寄せ、かつてない衝撃を受けました。
カップリングの「I'LL Be There」も衝撃でした。MVで渋谷を駆け抜けるヒジン&ヒョンジンの姿と聴いたことのない音楽に、K-POPの新しい未来を見ました。
ロケ地の昭島を探して訪れたり、撮影場所の神宮前のマンションスタジオを2日がかりで発見して興奮したのもいい思い出です。
ヒジン&ヒョンジンに夢中な頃、さらに追い打ちをかけるように現れたのがハスル。ソロ曲「少年、少女 (Let Me In)」には魂を鷲掴みにされました。オーケストラアレンジの楽曲は例えようがなく美しく、ハスルの声は凛として清らか、しかし悲しみを洗い流すような優しさがありました。自分にとっては今も、多くのK-POPのベストソングです。
カップリングの「The Carol」もチャーミングで最高でした。この時にすでに、LOONAとは長い付き合いになるんだろうとわかりました。プロデューサーのチョン・ビョンギ氏の存在を知ったのもこの頃で、彼が2PM、INFINITE、Lovelyzも手がけたことを知り驚きました。K-POPのティーザーシステムを始めたビョンギ氏が、2年近くの壮大なソロティーザー発表の末に完成したのが今月の少女/LOONAです。
年が明けて2017年1月にリリースされたのが末っ子ヨジンの「Kiss Later」。当時、K-POP最年少だったヨジンが無邪気に歌う姿は愛らしく、野望も邪心もない屈託ない表情に癒されました。完全体のデビュー曲「Hi High」を作曲したMonoTree ファン・ヒョンの最高傑作だと思います。
このあともLOONAストーリーは続きますが、キリがないので次の機会にします。今日から3日間にわたり開催されるラジオコンサートについては、随時お伝えしていきます。