2019年最初に公開されたガールズグループ楽曲は、IZ*ONEの日本デビューシングル「好きと言わせたい」でした。
2018年12月31日から、明けて2019年1月1日にかけて生放送されたTBS「CDTVスペシャル!年越しプレミアライブ2018→2019」にIZ*ONEが出演。2月6日リリースの日本デビュー曲「好きと言わせたい」を本邦初披露しました。
この曲はIZ*ONEにとって記念すべき日本デビューの曲ということで、公開前から日韓のファンの熱い注目を集めていました。焦点は秋元康プロデュースによって、IZ*ONEがどのように違った姿を見せるのか?という点でした。
結論から言って、「好きと言わせたい」は完全なJ-POP曲、それも48グループ調の楽曲でした。例えるなら昨年リリースされたAKB48のK-POP路線曲「Teacher Teacher」「NO WAY MAN」の延長線上にあるスタイルでした。「ラヴィアンローズ」のIZ*ONEとはまったく違った曲調、ステージでした。
このことがどのような結果をもたらすのか…。現時点ではまだ未知数なものがありますが、正直なところ、もう少し48グループ系とは違ったスタイルにしてほしかったというのはあります。せっかく、韓国の過酷なサバイバルを潜り抜けて来た精鋭が集まっているのですから、もっとK-POPならではのスタイルを前面に押し出して欲しかったです。例えばチョ・ユリとクォン・ウンビのボーカルの見せ場を置き、イェナやへウォンのラップを差し挟むなど…。
サビの全体ユニゾンは矢吹奈子の声の成分が多めに出ている気がしました。韓国ではユリ&ウンビをボーカルの中心に立てているのに対し、日本では矢吹奈子を中心に作り込んでいるような気もしました。
日本オリジナル曲なので、このあたりは差別化していくのかもしれません。カメラワークも韓国より矢吹奈子のフォーカスが多い気がしました。ただ、センターはチャン・ウォニョンと宮脇咲良というスタイルのようです。
みなさんはIZ*ONEの日本デビュー曲「好きと言わせたい」を聴いて、どのような感想をお持ちになったでしょうか? 今回は少し辛口のことを書いてしまいましたが、それもIZ*ONEに期待するからこそとご了承ください。
でも、可愛さはいつもながらに申し分ないレベルでした。
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