2019-03-10

【PRODUCE48】ファイナルに進出した下尾みう、番組放送中は過呼吸になり、終了後は抜け殻のようだった…母親の手紙で初めて明かされた知られざる事実


「PRODUCE48」でファイナルまで進出、デビュー組入りを目前にしながら惜しくもそれを逃したAKB48チーム8の下尾みう。

プデュ放送中は過呼吸に苦しみ、番組終了後は抜け殻状態になっていたことが、昨日のコンサートで母親から明かされました。

9日、山口県周南市文化会館にて、「AKB48チーム8 全国ツアー ~47の素敵な街へ~」が開催されました。下尾みうにとって故郷への凱旋公演となったこのコンサートのアンコールでは、最後に母親からの手紙を、同じくプデュ出演の中野郁海が代読しました。

中野郁海が泣きながら読んだというその手紙には、それまで明かされなかった、下尾みうの「PRODUCE48」出演時の、知られざるエピソードが書かれていました。母親は手紙に次のように当時のことを綴りました。


「PRODUCE 48から帰ってきた時、あなたは抜け殻のようでした。なんて言葉をかけていいかわからず、やっと出てきた言葉が『おかえり』でした。あの時もっとお疲れ様、100日間もよく頑張ったねと抱きしめてあげたかった、それが出来なくてごめんね」

「空港から学校へ送る時に、いつもは楽しそうにチーム8の活動を話すみうが、何も話さず過呼吸になってそのまま学校の医務室に連れて行った事がありました。あの時、私が勝手に応募したオーディションが、みうにとって本当に良かったのか悩みました」

これに対し下尾みうは以下のように答えました。

「私がPRODUCE 48から帰ってきて『もうAKB辞めたいっ!』となっていた時に、母から『おかえり』と言われた事はとてもよく覚えてて。いつもダメ出ししたり厳しいんですよ、だからそういう事だったんだというのは初めて知りました。」

https://twitter.com/gulliverdj/status/1104339776801452032


下尾みうは「PRODUCE48」の終盤で、個人フォーカス動画が大きな注目を集め、韓国のNAVER TVでは出演者中でトップクラスの再生回数を記録、デビューを有力視されていました。

しかし、最終的には同じくチーム8の本田仁美がIZ*ONE入りを果たし、下尾みうは涙を呑むことになりました。番組終了後には抜け殻のようだったという事実は、寝る間もなく続いた練習と収録準備の過酷さ、そして突然それらが無くなってしまった心の空洞の大きさを物語っています。

さらに、帰国した空港から学校へ直行し、過呼吸でそのまま医務室に行ったという事実も衝撃的でした。目まぐるしく日韓を行き来する48グループメンバーたちが、尋常ではなく厳しい状態にあるのは感じていましたが、実際にそうしたできごとがあったのは初めて知りました。

「AKBを辞めたい」と思ったこともあったようですが、復帰後は連続して選抜入りし、現在は中心メンバーとして活躍しています。

韓国ファンは母親の手紙で明かされた事実に、「すごく苦労が多かったのです。それでも日本で最近プッシュされていてよかった...幸せになる」「同期の仁美が呼ばれたときメンタルが崩壊したはずなのに、よく持ちこたえたね」「プログラムが終わった後どのくらいの喪失感が大きかったか...」「花道だけ駆けろみうよ」と下尾みうのこれからにエールを送りました。