12日にYGエンターテインメントとの契約解除と、ボーイズグループiKON脱退が発表された元メンバーのB.Iが、過去にカカオトークで会話した相手の“A氏”がハンソヒだとする韓国メディアの報道がありました。
ハンソヒはJellyfishの元練習生で、2016年上半期には事務所の新ガールズグループ(のちのgugudan)入りが嘱望された実力派の練習生でした。
その後、YGエンターテインメントに移籍したハンソヒは、BIGBANGメンバーのT.O.Pと大麻吸引容疑で、2017年に懲役3年・執行猶予4年、保護観察120時間という判決が下されていました。
今回の報道はハンソヒがYGに在籍した2016年当時の話で、拘束された時の調査中に出てきたメッセージの内容に基づいています。
ハンソヒは2016年8月に麻薬類管理に関する法律違反容疑で緊急逮捕されました。その際警察は、彼女の携帯電話を押収し、B.Iとのメッセンジャーでの会話を確保しました。
報道によればB.Iはメッセンジャーを通じてハンソヒに「気持ちは(薬物を)一緒にやったから」「一度にたくさん買っておこうか?」「大量購入は割引はないの?」「強いものなの?一生していたい」と述べており、ここに薬物の購入・使用疑惑が浮上しました。
警察はハンソヒに対する2016年8月22日の被疑者尋問で、B.Iとのカカオトークの内容を根拠に質問し、麻薬類であるLSDの伝達があったかを確認しました。ハンソヒはこれに対して、2016年5月3日にソウル市内あるiKONの合宿所前でLSDを渡したと証言。しかし3回目の被疑者尋問では「キム・ハンビン(B.I)が要請したのは間違いないが、実際には用意してあげなかった」と証言を変えたことが伝えられています。
こうした事象によりYGエンターテインメントは、2016年にハンソヒを懐柔して、B.Iの麻薬関連事件を隠蔽したのではないかという疑惑を受けている状況です。
また、これをきっかけに、ハンソヒが昨年10月に自身のインスタグラムを通じて、意味深長な投稿をしていたことが再び注目されています。
当時ハンソヒはT.O.PがSNS活動を再開すると、これを指摘し「私があなたたちの会社のことをいくつ隠してあげたことか。私って本当にやさしい。記者たちが広めようと、お願いだからその件を拡散しようとしてたけど、あなたたちが怖くて全部拒否した。でも拡散すればよかった。それが何なのかは、あなたたちも分かってると信じてる。あなたがあの日、あそこにどうして行った? あなたたちも知ってるでしょ?」という文章と共に、YG エンターテイメントのビルと思われる内部写真を掲載していました。