2019-06-07

独特の音楽センスで聴く者を引き込むシンガーソングライターLeebada(イパダ)の魅力…「黒い深海のどこかで突然光る透明な魚を発見したよう」


最近気になる韓国のシンガーソングライターLeebada(イパダ)をご紹介します。

Leebadaは2015年5月にシングルアルバム「You Got Me」を発表しデビューしました。典型的なPB R&Bを採用したアルバムで、その後、2016年11月23日、初のミニアルバム「HYPE」を発表し、本格的にR&Bアーティストとしての資質を示しました。

この他にも様々なアーティストの楽曲にフィーチャリングで参加し、ミュージシャンとして頭角を示してきました。現在に至るまでライブ公演を行い、YouTubeで着実にカバー映像を更新するなど活発に活動しています。

Leebadaは耳に残る独特の声質が特徴で、歌い方も粘着質でクセがあります。ハスキーで暗いトーンの声が、自身のオリジナル曲の雰囲気を構成する重要なポイントです。

ほとんどの代表曲はLeebada本人の自作曲で、その作風は短調のテンションコードを多用したJazzyなR&Bがメインです。どこかデビュー当時の椎名林檎を思わせるところがあるかもしれません。


私がLeebadaを知ったのはYouTubeの「ON STAGE 2.0」を通じてです。そこで初めて見たライブステージに衝撃を受けました。ボーカルと楽曲に他では聴くことができない、特有のムードがありました。

同じ曲をMV音源で聴いてみると全く違っていて、ライブではアドリブを大幅に効かせているのがわかります。そして、ライブこそが彼女が本領を発揮する場だということもわかります。

これまではR&B主体の活動でしたが、YouTubeで聴かせるカバーでは多様なジャンルが登場するため、今後はさらに幅広い音楽も期待できそうだとの声もあります。

「黒い深海のどこかで突然光る透明な魚を発見したよう」

ファンはLeebadaをそう評しています。


[ON STAGE 2.0] Leebada(イパダ) - 夜夢陰人(Night Dream)


[ON STAGE 2.0] Leebada(イパダ) - 信じたいように信じている


[ON STAGE 2.0] Leebada(イパダ) - LOVE


イパダ(Leebada) - Nobody's Perfect(with Sam Lee) - 即興ジャムライブ