TWICEが過去最高レベルの日本オリジナル曲を用意してきました。
7月17日と24日に日本で2週連続でリリースされるTWICEの4thシングル「HAPPY HAPPY」と5thシングル「Breakthrough」のフルMVが公開されました。
2つのシングルはそれぞれまったく違ったコンセプトで、2曲を通じてTWICEの明るくキュートな面と、クールでガールクラッシュな面の両面を表現しています。
日本コカ・コーラ「Qoo」のテレビCMのタイアップソングに使用される「HAPPY HAPPY」は、TWICEがこれまで日本で発表してきたシングルのような、溌剌とした愛らしさが全面に出た曲で、これからの夏にピッタリな内容。
作詞はYu Shimoji、作曲はEric Sanicola/Val Del Prete/Woo Min Lee collapsedoneが手がけていて、TWICEの韓国オリジナル曲「What is Love?」「Heart Shaker」などを思わせる曲調です。
もう一曲の「Breakthrough」は、TWICEにここまで洗練されたクールな曲があっただろうか?と思わせる楽曲で、韓国カムバックにも充分通用するような出来栄えです。
作詞はYu Shimoji、作曲はJan Baars/Rajan Muse/Ronnie Iconという布陣で、TWICEの新たな一面を開拓したような趣があります。JYPというよりSM的なムードです。私は初めて聴いた瞬間から気に入って、もう何度もリピートしています。
2曲に共通して言えるのは、これまでの日本オリジナルとはひと味違うという点で、洗練の度合いが格段に上がっている印象です。「HAPPY HAPPY」は一見、過去の日本オリジナルシングルの線上にある気がしますが、よく聴くと似て非なるものなのがわかります。
今回の2曲は、日本オリジナルとしては昨年リリースした「Candy Pop」以来の快作だと思いました。日本オリジナルと言えば、昨年はRed Velvetの「#Cookie Jar」、GFRIENDの「Memoria」などの名作がありましたが、今年はTWICEの「HAPPY HAPPY」、「Breakthrough」の2曲が、日本オリジナルの傑作ということになりそうです。
(MVの再生回数では「Breakthrough」が一歩リードしているようです)