2019-07-26

日本人歌手ユキカとLOONAプロデューサーJaden Jeong氏の気になる関係…新曲「Cherries Jubiles」ではプロジェクトスーパーバイザーを担当


LOONAの音楽プロデューサーであるJaden Jeongことチョン・ビョンギ氏が、日本人歌手ユキカのプロジェクトスーパーバイザーを務めています。

今年2月にリリースされたユキカのソロデビュー曲「NEON」ではA&Rを担当したビョンギ氏でしたが、7月にリリースされた最新曲「Cherries Jubiles」では、肩書に「Project Supervisor」と記されています。

普段は主にA&Rとしてアーティストに関わるビョンギ氏の仕事に、スーパーバイザーの肩書がついたのはこれが初めてです。



ビョンギ氏が関わったユキカの2つのソロ曲は、いずれも日本の80年代から90年代にかけてのシティポップがベースになっていて、MVにも当時の日本を思わせるアイテムがいくつも登場します。


そして、新曲「Cherries Jubiles」は特に、作曲MonoTree、MV撮影DIGIPEDIで、ビョンギ氏を含めてそのままLOONAの制作スタッフが集結した形になっています。ですから、ユキカのソロ曲のMVには、そこはかとなくLOONAのソロ曲(特にヒョンジン)MVのムードが漂っています。


スーパーバイザー(supervisor)とは…

『さまざまな業界において、現場の監視・監督、プロジェクトの管理、作品の監修などを行う仕事。例えばコンビニやファストフード店など、チェーン展開しているサービス業の店舗や飲食店の場合、スーパーバイザーは店舗を巡回し、正しいサービスが行われているかの管理や、売り上げアップのための指導や改善案を出す。

テレビ番組や映画など映像作品では、前述のように「監修」という位置付けになり、番組や作品を制作する上で、よりよいものになるようなアドバイスを出すことが仕事。映画作品だと分野ごとにスーパーバイザーを擁する場合も見られ、ハリウッド作品ではCGスーパーバイザーやVFXスーパーバイザーなど、複数のスーパーバイザーが関わっている。

映像作品だけでなく書籍や音楽作品も、こうしたスーパーバイザーが存在するジャンル』

ということで、「プロジェクト・スーパーバイザー」ともなれば、かなりの領域まで踏み込んで制作に関係していると考えられます。

実際、MonoTreeやDIGIPEDIは間違いなくビョンギ氏がオファーしたはずで、音楽性やMVの世界観からしても、Jaden Jeongクオリティが感じられます。


ユキカのソロは1stのリリース時から、単発ではなくシリーズのプロジェクトであるのが知らされていました。今思えばすでにその時から、ビョンギ氏がプロジェクトに関わっていくのは決まっていたのかもしれません。

こうなると、ユキカのプロジェクトからは目が離せなくなります。


そうとなれば、プロジェクトにユキカひとりではなく、あと数人の女性歌手を参加させて、ひとりずつ順にソロ曲を出すのも面白いかもしれません。今度は大金をかけずに、アイディアとセンスで勝負ということで…


エンディングにMV制作のスタッフ名が追加された Director's Cut MV


ビョンギ氏がA&Rの1stシングル「NEON」。作曲はハスル「Let Me In」のOREO(イギヨンベのイギ所属)、MV撮影はDIGIPEDIです。