2019-10-22

LOONAを生んだJaden Jeong(チョン・ビョンギ)氏がOnlyOneOfのタイトル曲「sage」に作詞・作曲で参加


今、世界のLOONAファンに衝撃を与えるできごとが起きています。

ボーイズグループのOnlyOneOfは21日、新しいミニアルバム「line sun goodness」のトラックリストを公開し、本格的なカムバック準備に突入しました。デビューして約5ヶ月ぶりにリリースする2ndミニアルバムは、参加ミュージシャンたちの華やかなラインナップで熱い期待を集めています。

このアルバムのタイトル曲「sage」のクレジットが、LOONAファンの目を疑わせました。作曲には防弾少年団の「Euphoria」「Answer:Love Myself」「Mikrokosmos」などを作詞・作曲したアメリカの有名プロデューサーCandace Sosaが参加している他、LOONA(今月の少女)の統括プロデューサーで知られるJaden Jeong(チョン・ビョンギ)の名が記載されていたからです。

しかも、Jaden Jeongはタイトル曲の作詞にまで参加しています。


Jaden JeongはA&Rとして知られ、プロデュースはしても作詞・作曲には関わらない立場でした。それがOnlyOneOfの新曲では作詞・作曲にその名が明記されているため、多くのLOONAファンがこのことに強い反応を示しました。

さらに、LOONAの「favOriTe」と「love4eva」を手がけた作曲家Billiejean(BADD)が作曲家としてトップにクレジットされており、ここにもJaden Jeongとの関連性をみる向きもあります。


『OnlyOneOfは、構造的ユニバースを作成する少年バンドです。デビューアルバム[ドットポイントジャンプ]はポイントから始まり、セカンドアルバム[line sun goodness]はラインを意味し、ポイントからラインへと進みます。次に、OnlyOneOfについて説明します。OnlyOneOfは、ラインに接続する小さなドットのみでした。』

上記のOnlyOneOfの新アルバムについての説明を読めば、その世界観がいかにもLOONA的なのがわかります。ご存知のようにLOONAの独特な世界観はすべて、統括プロデューサーJaden Jeongによるものでした。


Jaden Jeongは今年5月にリリースされたOnlyOneOfのデビューアルバムで、A&RのみならずCreative Director、Music Producerまでを引き受けていました。これはLOONA以外ではおそらく初めてのことでした。

さらに、OnlyOneOfの新アルバムに関するこれまでの情報を総合すると、前作に引き続きJaden Jeongの全面プロデュースの可能性が高くなってきました。



単純に音楽ファンの立場としては、鬼才Jaden Jeongの新作が再び聴けるという喜びがあります。しかし一方LOONAファンの立場としては、いよいよ彼がLOONAを去って、OnlyOneOfに全投入してしまうのかという淋しさがあります。

お伝えしている通り、LOONAと所属事務所は今、プロジェクトへの投資者から訴訟を起こされ、多額の返済を求められています。それを心配した世界のLOONAファンが、iTunesでアルバムを購入したり、YouTubeでMVストリーミングイベントを行うなど、何とかグループの危機を救おうと協力しています。

そうした事情を知るだけに、Jaden JeongがおそらくBBCとLOONAを去ってしまったという事実には、何とも言えない感情を抱いてしまいます。