2019-11-14

IZ*ONEを取り巻く韓国の現状…存続するか、解散するか? 対立するファンの意見、終わりのない論争が続く


現時点でのIZ*ONEの韓国における情勢を客観的に報じた記事です。今回の論議は熱心なファンでさえ意見が二分し、そこに一般のネットユーザーやアンチまでが入って、出口の見えない水掛け論が続いています。

そんな中、以下の記事は客観的な視点で、IZ*ONEが今置かれた状況を伝えています。

(11/14 午前 韓国・民主新聞)

[民主新聞]

Mnetのサバイバル番組である「プロデュース48」でデビューした韓日合作アイドルグループ「アイズワン」が最近の投票操作論議に包まれながらカムバック計画が無期限延期された。

ケーブル放送局Mnetのサバイバル番組「プロデュース48」でデビューした女性アイドルグループ「アイズワン」が投票操作論議に巻き込まれ、グループ存続が危うくなっている。プロデュース48の演出者であったアン・ジュニョン氏が、検察の調査で投票結果が操作されたと明らかにし、グループ解散説が出てきているからだ。

実際アイズワンのメンバーと所属事務所である「オフザレコード」もグループ解散についての議論に出ているとの報道まで出ており、アイズワンの未来が不透明になっている状況である。

一方、アイドルデビューを目標に頑張って邁進してきたアイズワンのメンバーが投票操作の問題に巻き込まれ、善意の被害者にされている恐れもある。投票操作がアイズワンメンバーが分からない状況で行われたのに、グループの解散という最悪の結果を選択する必要はなく、むしろ、今回の投票操作の最大の被害者がアイズワンとの主張もある。

サバイバルプログラムを通じて彗星のように登場したが、投票操作と巨大な問題に巻き込まれて存続と解散の岐路に立っアイズワンの前途はどうだろうか。


投票操作論議にカムバック計画延期

昨年10月にデビューしたアイズワンは12人組韓日合作ガールズグループである。9人の韓国人のメンバーと3人の日本人メンバーで構成されており、昨年放映されたMnetのサバイバル番組である「プロデュース48」で、視聴者投票でメンバーが決定した。

問題は今年の夏にアイドルグループのメンバーを決定していた視聴者投票に、不正な要素がある情報提供が登場し始めた。視聴者が投票した数値よりも多くの票が第3のメンバーに集まり議論が生まれ、最終的には検察捜査課により投票操作が事実と明らかになった。

プログラムの総演出者であったアンPDは、視聴者の文字投票を操作した事実を認めながら、去る5日、詐欺・業務妨害・請託禁止法違反などの容疑で拘束された。

状況がこのようになると、アイドルグループでデビューしたアイズワンメンバーの将来が不透明になった。すでにネットユーザーたちは、公正ではない方法でデビューすることにしたアイズワンへの反感を表わし、グループの解散を求めている。

一方、アイズワンのファンクラブを中心としたネットユーザーらは、アイズワンのメンバーたちも、善意の被害者と存続を主張している。

アイズワン解散を主張する側は、投票操作と不公正な方法で選抜された現在のメンバーたちが、意図しなくとも得をした受益者と溶融したグループは解散しなければならないと述べている。

特に企画会社関係者が投票操作を代価に、アンPDなどのプログラム関係者にナイトライフを提供したという状況まで明らかになり、解散主張に一層力が入っている形だ。

一方、アイズワンのメンバーは、このような事実を全く知らずにいる状況で選抜されただけに、善意の被害者という主張もある。投票操作と不正な方法を使用した企画会社関係者と演出者の間違いであって、アイドルデビューのために懸命に努力してきたメンバーたちは、罪がないという論理だ。

むしろ今回の投票操作により、アイドルグループのイメージに致命傷を負わせただけに、アイズワンは善意の被害者という主張も互角に対抗している。

投票操作事態によってアイズワンの放送活動も不透明になった。放送局は、検察の捜査結果が出るまで、慎重にアプローチするという反応だ。

一方、アイズワンが録画した放送番組などで撮影分が編集されている。9日のtvN「驚くべき土曜日」は、当初予定されたアイズワン出演分の代わりにスペシャル放送を送出した。JTBCもアイズワンと関連して欠放を確定し、MBC「マイ・リトルテレビジョンV2」はアイズワンメンバーの分量を編集した。

所属事務所であるオフザレコードも活動を停止している様子である。アイズワンのコンサート現場から新曲の準備を集めたドキュメンタリー「アイズ・オン・ミー」の公開が延期され、事前に準備されたショーケースもキャンセルしたことが分かった。もちろん新曲と一緒にカムバック活動計画もすべて延期された。


グループの存続は可能なのか?

所属事務所とメンバーたちの疲労度も極に達していることが分かった。東亜日報の報道によると、アイズワンのメンバーと所属事務所は、今回の事態を深刻に受け止め、グループ解散の議論も分けていると伝えた。特に一部の所属事務所の関係者は、「最終的な決定は、CJ ENMにかかっている」とし、メンバーが多く不安に思っていると付け加えた。

芸能界関係者たちも、アイズワンの活動再開が事実上難しいとみている。投票操作と不公正な過程を経て選抜されたという汚名をかぶったまま、活動するには難しいものとみているからだ。

次に、アイズワンは解散だろうか。この部分はまた、決定することは非常に難しいことが分かった。アイズワンが日韓合作ガールズグループであるだけに、メンバー間の活動の契約期間が残っているからである。特に日本のメンバーたちの契約も含まれており、すぐにグループを解散し、各自の道へ戻ることは困難な場合があるという分析だ。

論議が提起されたメンバーは除いて、残りのメンバーのみで活動する方法もあるが、これも事実上選択するのは難しいと思われる。論議が提起された特定のメンバーに集中され、状況がさらに悪化する可能性があるからである。

ある芸能事務所の関係者は、「検察の捜査が進行中であり、現時点で解散も存続も決めることができない状況である」とし「被害を受けたメンバーたちと、選択されたメンバー全員の夢を叶えるために努力したのに、欲深い大人のために子供たちが被害を被ることになって残念だ」と話した。

http://m.iminju.net/news/articleView.html?idxno=50419