2019-11-09

IZ*ONE、Twitterのハッシュタグ「#AlwaysWithIZONE」で擁護の声が広がる…「私はPRODUCE48ではなくIZ*ONEが大好きです」


「PRODUCE48」のアン・ジュンヨンPDが操作を認めて以降、韓国ではIZ*ONEに対する嵐のような逆風が吹きつけています。

ネットの書き込みには容赦ない言葉が並び、熱心なファンでさえ解散は仕方ないと、半ばあきらめている状況。11日の警察のブリーフィングを、今はただ待つというムードです。

しかし一方で、韓国以外に目を転じれば、IZ*ONEに対して否定ばかりではない傾向も見られます。Twitterには「#AlwaysWithIZONE」というハッシュタグが生まれ、多くのファンがIZ*ONE擁護のメッセージを発しています。

『IZ*ONE、ネガティブなコメントを受け取ったら、前向きになってください!WIZ*ONEは、何が起こっても常にあなたのそばにいます。この問題で間違いを犯さないでください。 PRODUCE 48のためではありません』

『多くのWIZ*ONEは、PRODUCE48ではなくIZ*ONEを知ってIZ*ONEを愛し始めました。私はそれ(PD48)を見ましたが、当時はWIZ*ONEではありませんでした。私は彼女たちが特別であり、愛されるに値すると感じています』

『私は、PRODUCE48ではなくIZ*ONEが大好きです。IZ*ONEは完璧なグループになりました。彼女たちの努力は否めません。彼女たちは投票の結果をコントロールすることはできません。彼女たちはそれに値しないかのように扱われ、それは私を傷つけます』

『IZ*ONEはプロデュースグループではありません。彼女たちはIZ*ONEです。WIZ*ONEはPRODUCE 48のファンではありません。私たちはIZ*ONEを愛しているファンです。世界の愛は彼女たちにふさわしいものを与えるのに十分です』


IZ*ONEの楽曲を手がけた先輩であるイ・デフィ(元WannaOne)もIZ*ONEへの支持を表明しました。

また、日本のシングルカップリング曲「猫になりたい」を作曲したShintaro Fujiwaraは自身のTwitterで「頼むから解散せんといて下さい。まだ書きたい、歌ってもらいたい曲がたくさんあるんですよ。まだまだここからなはず。なにも僕は出来ないけど、どうか。」と切実な思いを伝えました。


この数日、韓国を始め日本、そして海外など様々な場所での反応を見ると、韓国とその他の国ではIZ*ONEに対する意見にかなり差があることがわかります。韓国ではIZ*ONEはすでに終わったという風潮。メンバーたちのためにも、できる限り速やかに次の人生に進んだ方がいいという意見が多く見られます。

また日本の場合、「そこまで重く考えなくてもいい、彼女たちには何の罪もないのだから」という傾向の意見が多く見られます。さらに、米国、アジアなどの海外ファンは、IZ*ONEと「PRODUCE48」を切り離して考えて、操作の有無よりも、この1年間のIZ*ONEの活動を重視しようという傾向が感じられます。

これらをトータルに判断すると、韓国での活動は厳しいものがありますが、たとえば活動の拠点に日本にすれば存続も不可能ではない、という感触もあります。もちろん、今までのような反響は得られないかもしれませんが、解散まで考える必要もないのでは?というのが、私の現時点での感覚です。

もしも警察がブリーフィングで、実際の順位などを明らかにしても、です。実際の順位に基づき、チームを再編成すべきとの声もありますが、報道ではそもそも最終20人が最初から決まっていたというのですから、それもあまり意味を成しません。

つまり、難しいかも知れませんが、一旦、「PRODUCE48-投票操作」という事柄を分離して考えて、それとは別に存在するグループ「IZ*ONE」として認識するという考え方です。すでに1年間12人で活動してきたグループとしてです。

何も知らずに操作された上、直接の責任はないのに罵声を浴びせられるのは何か違うと思います。IZ*ONEの今後については、判断を早急にあせらず、韓国の国内外の反応を冷静に見た上で慎重に判断してほしいです。