竹内美宥はやっぱりアイドルなんだと改めて思いました。
12月14日、ソウル・弘大駅の複合文化空間「凧男装」で開催されたシティポップミュージックのフェスティバル「NO END CITY POP」に竹内美宥が出演。アンコールを含む全6曲を韓国の音楽ファンの前で披露しました。
近年、韓国では日本の80年代から90年代のシティポップに対する評価が高まりを見せています。その気運がついに形となり、2019年12月から毎月定期的に、シティポップフェスが開催されることになりました。
14日のイベントはその記念すべき第1回公演で、竹内美宥はこのフェスにヘッドライナーとして招待され、約8時間に渡るフェスの大トリで、30分余りに及ぶソロステージを披露しました。
今回のフェスで竹内美宥は「ミスティック(所属事務所)のシティポップ女神」として、特別な扱いを受けてステージに登場しました。
そこまですでに、スタートから7時間近くが経過してしているにも関わらず、待ちかねたファンは彼女がステージに登場すると大歓声で歓迎しました。会場には韓国の音楽ファンはもちろん、日本からも竹内美宥のファンが駆けつけて大変な盛り上がりを見せました。
今回のセットリストは以下の通りです。
1. 私のタイプ(My type) - 竹内美宥
2. スローモーション - 中森明菜
3. 青い珊瑚礁 - 松田聖子
4. ピエロは私たちを見て笑う - キム・ワンソン
5. 春川行きの列車 - キム・ヒョンチョル
6. 私のタイプ(My Type)日本語版 - 竹内美宥
「私のタイプ」は所属事務所のユン・ジョンシン代表がプロデュースした竹内美宥の韓国デビュー曲。まさにこのイベントにぴったりの、80年代アイドルを意識した王道シティポップです。
また、「春川行きの列車」は今年5月に少女時代 テヨンが、「月刊ユン・ジョンシン」でカバーした楽曲です。これも同じく爽やかなシティポップです。
韓国の音楽ファンはシティポップばかりでなく、80年代日本のアイドルソングも好んで聴いているようです。松田聖子であれば松任谷由実を始め、当時のニューミュージック系のアーティストたちが作家として多数の楽曲を提供した「Pineapple」などのアルバムが好まれるようです。
また、キム・セジョンが「PRODUCE 101」で注目された頃には、メディアで盛んに「中森明菜に似ている」と例えられていました。韓国のファンはこの時代の日本のアイドル歌手に詳しいようです。
この日の竹内美宥は、そうした日本のアイドルたちを意識したのか、衣装やパフォーマンスもとてもキュートでした。節々に表れる仕草や表情を見れば、やはり長年AKBに在籍したアイドルなんだと、改めて再認識しました。
そう考えると、堅苦しいシンガーソングライター一辺倒よりも、こうしたアイドル性も活かせる方向が本人に合っているような気もしました。
竹内美宥は舞台の最後のあいさつとして「私はこのように韓国と日本がお互いの音楽、曲をたくさん聴けば、もっとお互いをより深く知ることができると思います。私も日本と韓国が好きですから、私が日本と韓国をつなぐ役割になりたいです。」と述べました。
MYSTIC STORYは2020年、新しいガールズグループを立ち上げる可能性が高いと見られています。一時は竹内美宥はソロのシンガーソングライターの方が向いているとも思いましたが、やっぱりアイドルグループとしての姿も見てみたい…そう思わせられるような、今回の竹内美宥のステージでした。
ファンカムは高画質のfull映像がいくつも公開されています。様々な角度からの映像があるので、編集すれば良いライブ映像に仕上げられそうなほどです。
また、この日の竹内美宥は衣装がとてもキュートなので、全身が映った映像の方が、より魅力が伝わるかもしれません。
어제 스타일이 완전히 내 타입이다..— Miyu Takeuchi (@take_miyu112) December 15, 2019
어때요 ☻?ㅎ
의상 섬생님과 메이크업 선생님,그리고 회사분들에게 감사드립니다;)❤️
✈︎---✈︎---
昨日の衣装とメイクが完全に私のタイプでした…
どうですか☻⭐︎
衣装さん、メイクさん、会社のスタッフさんへ感謝の気持ちでいっぱいです:)❤️ pic.twitter.com/ICsZMeQMpY
日本から来てくださったみなさま👧⭐︎本当にありがとうございました✨— Miyu Takeuchi (@take_miyu112) December 14, 2019
久しぶりに韓国でステージに立って、私は本当に舞台が大好きなんだと実感しました。
これからも当たり前に楽しいこと、心が重くなることあると思いますが、ファンの方とステージが心から大好きなことを忘れずに☻