(昨年のクリスマスに公開されたMYSTIC STORYの女性練習生たち)
今年の一番の目玉は何と言ってもSMエンターテインメントの新人ガールズグループです。Red Velvet以来、事務所で6年ぶりとなる新たなガールズグループだけに、ひと際大きな注目を集めています。
また、プデュ48での知名度を誇る竹内美宥が所属する、MYSTIC STORYが準備中の新ガールズグループも気になるところ。すでに話題の練習生・福富つき、キム・シユンなども候補とされ、具体的なグループの輪郭も見え始めています。
以下は各芸能事務所が2020年を迎え、次世代K-POP市場を狙い準備している新人アイドルグループの状況です。
▲SMエンターテインメント
(2019年7月時点のSM女性練習生たち)
まず最も関心を集める会社はSMエンターテインメントです。S.E.S、少女時代、Red Velvetなど、代々、伝統のK-POP強者を輩出する事務所で、大型看板スターの系譜が続いています。それだけ新人グループへのファンの期待が集まっています。
SMが新たに用意しているチームには、ガールズグループ、ボーイズグループ各1チームに加え、NCT海外拠点のチームなどが挙げられています。これらのうち、現在の状況で最速デビューが有力なチームはガールズグループです。
年内デビューを目指し準備に拍車をかける最中で、成功した場合、過去2014年にデビューしたRed Velvet以来、約6年ぶりの次世代ガールズグループになる見込みです。
▲JYPエンターテインメント
JYPエンターテインメントは、昨年2月にデビューした次世代ガールズグループITZYが、圧倒的な成果を出しながら、TWICEから続くガールズグループ大国のタイトルをしっかりと守る見通しです。ITZYがまだ新人なため、次のデビュー組はボーイズグループを準備中です。具体的な輪郭はまだ見えず、ガールズグループの年内デビューの可能性は低いです。
しかし、JYPは日本のSONY MUSICと提携した「Nizi Project」を進行中です。昨年、日本を始め各国で大々的なオーディションを展開したこのプロジェクトの成果は、2021年にはっきりとした形で明らかになる見込みです。
▲BigHitエンターテインメント
(BigHitエンターテインメントブランド総括のミンフィ)
昨年デビューしたボーイズグループTomorrow X Togetherに続き、多国籍新人ガールズグループの立ち上げを準備中です。数々の実績を持つ、SMエンターテインメント出身のミンフィをブランド総括に迎え入れて話題を集めました。
大規模なガールズグループのメンバーオーディション発表して、早々に2021年のデビューを予告したことから、今年は新人ガールズグループのローンチがないと予想されます。
▲YGエンターテインメント
(PRODUCE48の制服モデルを務めたYG練習生アン・スビン)
昨年、会社レベルで刷新の意志を見せたYGは、デビュー目前で失敗に終わったボーイズグループ「トレジャー13」のデビューが今年実現されるのか、新しいチームに再編されるかが関心を集めています。
ガールズグループの立ち上げについては、特に新しい話題を耳にしないものの、「PRODUCE48」の制服モデルを若干11歳で務めたアン・スビンを練習生として迎え入れるなど、新人ガールズグループを視野に入れた準備は進行している模様です。しかし、まだ今年はそれが明らかになるタイミングではないようです。
▲CUBEエンターテインメント
CUBEエンターテインメントは、(G)I-DLEに続く新人ガールズグループのデビューがあるものと思われます。昨年CUBEは、Mnet『プロデュース48』の最終12位を記録して話題を集めたハン・チョウォンとアーティスト専属契約を締結しました。これと共にKBS2「ザ・ユニット」「ダンシング・ハイ」などに出演して顔を知らせたイ・ジュヒョンもアーティスト専属契約を締結した状況です。
アーティスト専属契約はデビュー間近の時点で締結する場合がほとんどです。特に株式会社のCUBEでは、アーティスト専属契約のために理事会を介して可決を受ける手続きが必要です。このため、二人が含まれている新人ガールズグループのデビューが、年内に行われる可能性が非常に高いとみられます。
▲MYSTIC STORY
ユン・ジョンシンが率いるMYSTIC STORYも、今年のデビューを目指し、新人ガールズグループを準備中です。アーティスト型シンガーソングライターたちが大挙布陣した芸能事務所のMYSTIC STORYで、ガールズグループのローンチは初めてです。
ユン・ジョンシン、チョ・ヨンチョル(代表)、キム・イナ(作詞家)など、会社の大型スター制作スタッフがすべて投入される全社的なプロジェクトになる見通しです。
特にMYSTIC STORYはMnet「プロデュース48」を介して顔を知らせた練習生の竹内美宥が所属しています。竹内美宥は昨年10月、月刊ユン・ジョンシン10月号を通じて「私のタイプ」を発売し、韓国初のデビューの喜びを享受しました。彼女がガールズグループに参加するかどうかも関心を集めています。
また、MYSTIC STORYの女性練習生には、現在、日本のティーンズファッション誌「Popteen」の専属モデルを決める「第3次 Popteenカバーガール戦争」に出演して人気の福富つき(タルちゃん)、キム・シユンがいます。竹内美宥、福富つき、キム・シユンは、MYSTIC STORYの新人ガールズグループの有力候補と目されています。
3人は今や、単なる練習生の枠を超えた知名度と人気を持っており、もしも新人ガールズグループとしてデビューしたなら、間違いなく最初に注目されるメンバーになるはずです。また、おそらく展開するであろう日本活動においても、人気の要になることは想像に難くありません。
MYSTIC STORYは2017年にSMエンターテインメントに買収され、完全子会社化しています。そのため、人気の福富つきがSM練習生からMYSTIC練習生に移動するなど、早くもSMの息がかかった影響が形に表れています。
2020年のデビューが期待されるガールズグループとしては他に、「プロデュース101」を通じて顔が知られている練習生を保有する、いくつかの芸能事務所でも、年内デビューを目指して新人グループを準備中と耳打ちされています。
彼女たちのデビューと共に、2020年には先輩たちの活躍のおかげで拡大された、グローバルなK-POP市場を賑わす新星が大挙現れるものと期待を集めています。
参考:https://n.news.naver.com/entertain/article/477/0000226023