2020-01-23

新型肺炎、中国のオーディション番組参加の練習生たちにも影響…「创造营2020」に出演のSNH48 赵粤は出身地・武漢への帰省をキャンセル


中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の死者数は、22日までに計9人に増え、患者数は400人を超えました。

感染者は中国以外にも広がっており、米疾病対策センター(CDC)は21日、ワシントン州シアトルで初の患者を確認したと発表しました。感染者は今後、世界各地に拡大する可能性があります。

こうした状況下、現在、中国で放送に向けて準備が進められているアイドルオーディション番組も、参加練習生が直接的にその影響を受けています。

2月からの撮影開始が伝られる中国テンセント制作のオーディション番組「创造营2020」に出演するSNH48 赵粤(Zhao Yue・Akira)は、以前に広東省にいたことで知られ、今年の新年(春節)には、いつものように武漢に帰る予定でした。


しかし、公式の赵粤ファンクラブアカウントは、22日にWeiboを通じて、赵粤の武漢への帰省はないことを確認しました。ファンクラブはSNH48の運営側に連絡したところ、赵粤は故郷である武漢に戻る計画をキャンセルしたということです。

実際に、SNH48 Team SIIメンバーLiu Liqianは22日、チャットルームを通じて、彼女が現在、武漢省の病院にいる​​ことを知らせました。自身の都市の病院で検査を受けていると言った彼女は、自分が武漢の肺炎ウイルスに感染している疑いがあると伝えました。


尚、赵粤(Zhao Yue・Akira)は、当初もうひとつのオーディション番組「青春有你2」への参加が伝えられ、予告映像でもその姿が確認されていました。

しかし、その後に計画は変更され、赵粤は「创造营2020」に参加することが発表されました。SNH48のK-POPサブユニット「7SENSES」からは、赵粤がただ一人の「创造营2020」参加者になります。