元PRISTINのメンバーミンギョン(ロア)、ギョンウォン(ユハ)、ウヌ、イェビン(レナ)、そしてオーディションにより合流した末っ子のバダで編成されたHINAPIAが、今年の6月以降、目立った動きを見せていません。
HINAPIAは昨年、音源発売前の10月30日のショーのチャンピオンで先行公開舞台を持ち、11月3日、デジタルシングル「New Start」でデビューしました。
PRISTIN解散後の新たな活動として、メンバーの意気込みが強かったことはもちろん、ファンもグループに対し大きな期待を寄せていました。
しかし、2020年6月以降、すべてのHINAPIA公式SNSのニュースが途切れ、メンバー5人の個人インスタグラムはHINAPIA公式インスタグラムをフォローしていません。
また、所属事務所OSRエンターテインメントも、それに対してフィードバックはしていません。ファンはこうした状況を深く心配しており、一部では、所属事務所は経営難により閉鎖したとの話もあります。
さらに、7月29日のミンギョンの誕生日に、ファンが会社に贈り物を送ったところ、会社に誰もいないためプレゼントが搬送され、地下にあった練習室が無くなり、会社の看板も下ろされたといいます。
こうしたことから、HINAPIAおよび所属事務所は大変厳しい状況に置かれているとみられています。
活動の苦境はHINAPIAに限ったことではありません。コロナ禍により韓国のいくつもの中小芸能事務所が、人知れずにドアを閉鎖しているいわれています。
韓国のガールズグループの多くは、収益を学祭などのイベント出演に頼っています。CD、音源、YouTubeなどからの収益がなく、イベントに収益の比重を多く置くガールズグループであるほど事態は重く、このままコロナ禍が続けば活動が立ち行かなくなるグループは続出する可能性があります。
収益がなければカムバックするごとに赤字になり、余力のない事務所ではそれもままならないのが実情です。
韓国のようにコロナ対策の優秀国とされる国でも、最近になって感染が再拡大しています。KBSやSBSなどのテレビ局もドラマ撮影・放送が相次いで中断になる事態です。