2020-09-18

mystic.rookies タルちゃん(福富つき)、日本で進行中のユニットプロジェクトについて率直な思いを語る「最初は心配しかありませんでした」


タルちゃんこと福富つきが、韓国での練習生生活と日本でのモデル活動、そして最近始まった「ナナポプ」のユニット活動について、かなり大胆に自身の考えを語っています。

16日、モデルプレスに掲載されたインタビューの中で福富つきは、専属モデルを務めるPopteenで進行中の、モデルたちによるダンス&ボーカルユニット「7+ME Link」について、「ちゃんとダンスボーカルユニットとして本当にやっていけるのか心配しかありませんでした。」と当初の率直な思いから切り出しました。

続いて、「私は今も韓国で練習生をしていますが、メンバーのみんなともあんまり交流がなかったので、正直に言うとモデル活動を中心にやってきた子がちゃんとできるのかなって。」と、現在もファンが抱いているであろう疑念と同じ感覚を持っていたことを打ち明けました。

さらに、「でも、合宿を通してみんなの実力や成長を実感して、磨けば輝ける子たちが集まっていることがわかったし、私自身も合宿を通して学ぶことたくさんありました。合宿を終えてからさらに話す内容やコミュニケーションの大切さとか、合宿で学んだことをモデルのお仕事にも活かせる機会がたくさんあったので、全力でやったら成功できるんじゃないかと気持ちが変わっていきました。」と、活動を通じて徐々に変わっていった心境について説明しました。


そして、「ナナポプ」のプロジェクト全般について、「私も韓国でのこともあり、このプロジェクトに参加することについてファンの子からもいろんな意見をいただきます。」と、多くのK-POPファンの危惧を知っていることを示唆しました。

そして最後に、「でも、やっぱり今の時間を無駄にしたくないし、やらないで後悔もしたくない。やるなら全力でやろうと思っています。」と、なぜプロジェクトを続けるのかに関して率直な思いを伝えました。


少し補足すると、今回、福富つきが日本でこうしてプロジェクトに参加している理由については、まずはコロナの影響で韓国のMYSTIC STORYの新ガールズグループの準備が、大幅に遅れていることがあると思います。

実際、コロナ禍が始まる直前まで、MYSTIC STORYの練習生たちはデビューに向けて公式インスタグラムを立ち上げ、それを通して準備の様子を伝えるなど活発な動きを見せていました。その時点では福富つきも他の練習生たちと共に、インスタを通じて動画や写真などを頻繁に公開していました。

しかしコロナによって、それまでのように日韓を自由に行き来できなくなり、Popteenの専属モデルである以上、まずは仕事が確定しているそちらを優先せざるを得なくなりました。加えて韓国でもコロナが中々収まらず、所属するMYSTIC STORYの新ガールズグループの準備もずれ込んでいきました。

特にMYSTIC STORYは竹内美宥、福富つきの2人の日本人がいるのに加え、デビュー候補生のキム・シユンを福富つきと共にPopteenのモデル活動に送り込むなど、将来の日本活動を重視した動きを見せています。ですから日韓を行き来できない現状では、どうにも動きようがないということがあると思います。


そこで、「今の時間を無駄にしたくない」との思いから、福富つきは日本でのユニット活動にも力を入れることを決意したのだと思います。それでも、先日の「マツコ会議」で、大里春菜という新たな日本人練習生が紹介されたのを見ると、予定から遅れているとは言え、日本活動を見据えた新ガールズグループの構想は着々と進んでいるようです。

コロナによって、今後について色々と不透明な点が多いのも事実ですが、インタビューを読むと福富つき自身の考えは整然と整理されて、日本は日本、韓国は韓国とそれぞれでの活動の違いを明確に認識しているようです。



尚、モデルプレスのこのインタビュー記事は、LINEニュースのトップで紹介されていました。まだ、デビューもしていない練習生が、これだけメディアを賑わすのはとてもめずらしいことかもしれません。