2020-10-22

チョアの所属事務所GREAT Mのキム・ヨンソン代表が語る「何でもチョアの意見が最も重要」


AOAを辞めて事務所を去ってから3年が経過したチョアが、再スタートの拠点に選んだ振興芸能事務所GREAT Mエンターテインメントのキム・ヨンソン代表が、事務所を興した経緯、またなぜチョアと組むことになったのか、そしてチョアとはどのような音楽ををめざしていくのかなどについてロングインタビューに答えています。

キム・ヨンソン代表はAOAが所属するFNCエンターテインメントの創立メンバーで、同社の取締役を経て今年5月にGREAT Mを設立しました。チョアはこの事務所の第1号所属アーティストです。

チョアがFNCを去ったあとも、代表は彼女と個人的な交流を持ち続け、自然な流れで事務所の設立に至ったようです。チョアが3年の沈黙の後、復帰を決意した理由については「個人的な問題と思って聞いていない」と代表は答えました。


チョアの復帰最初の仕事だったドラマOST参加に関して代表は、「その前から話をしていて、知っている人を通し合うOSTを探していた。誰かが音楽監督を紹介してくれて、良い音楽があるというので参加をすることになった」と語りました。

また、広告契約については、「奇跡的に行われた。チョアがYouTubeを開設して、OSTも歌うというニュース記事を見て、広告主から連絡が来た」と明かしました。

プライマリーのアルバム参加については、「これも水が流れるように行われた。プライマリーさんもチョアがOSTを歌う記事を見て、再び復帰をするんだとの考えで連絡をしたそうだ。その時、会社がオープンされた状況ではなく、連絡先がなくて、直接チョアにSNSでDMを送ってアルバムへの参加を提案したそうだ」とエピソードを話しました。


チョアのYouTubeチャンネルが開設2ヶ月で登録者数33万人を超え、最初の挨拶映像は260万、カバー映像も150万ビューを記録するなど反響を呼んでいることについては、「反応を大きく期待していなかった。チョアが歌をよくしたものの、大きな期待をせずにチョアの音楽をすることができた。ただ『お互いの心が合うようにすると良いだろう』という考えで始めたが、思ったよりうまくいって良かった」と心境を語りました。

音楽的にどのような方向を念頭に置いているのか?との質問には、「YouTubeは一度、多様な姿を見せたくて、カバー映像も多くのジャンルにしているが、実際にはまだ音楽的には、話をほとんど交わしていない。会社を興したプロセスのように、チョアのアルバムも大きく計画された状態ではない。代わりにチョアにも、スタッフにも『音楽的な部分はいつも考えていなさい』と要求はした」と答えました。


さらに、「なぜ『音楽をずっと考えていろ』かというと、何でもチョアの意見が最も重要だから。チョアが歌手として長いから、チョアが考える音楽の方向があると思う。だからチョアがしたい音楽色に会社が様々なソースをのせて相乗効果を狙いたい。今のチョアに会社の立場から、これしようあれしようと話をするのも合わないと思う」と考えを明かしました。


キム・ヨンソン代表の考えを要約すると、歌手としてキャリアの長いチョアの意向を尊重し、会社からあれこれ指示するのではなく、あくまでチョアの音楽的な志向に会社が合わせていくというスタンスのようです。

チョアにとってはこれ以上にやりやすい場所はないと思います。よき理解者を得たチョアが、自由な環境の中でどのような音楽を作っていくのか楽しみです。


尚、事務所としては今後、歌手だけではなく演技者のオーディションも行うとのことで、アイドルもグループも考えているようです。