2020-11-12

IZ*ONE、CJ ENMが各所属事務所との秘密会議で活動延長の可能性を探ったとの報道…新アルバム活動を終えた後、本格的な議論に乗り出す


IZ*ONEの活動延長の可能性は現実的にみてどれぐらいあるのでしょうか?

10日の朝、ある韓国メディアはIZ*ONEが契約通りに、4月解散の方向で話を進めていると報じました。するとその後間もなく、CJ ENM側は「まだ何も決まっていない」と即座に否定しました。そして、現在グループは、12月発売のアルバム制作に専心していると付け加えました。

その後、一夜明けて11日には、韓国の別のメディアが、CJ ENMが先月、活動延長の可能性を探って、メンバーの各所属事務所を秘密裏に訪れていたと報じました。CJ ENM側としては、今もって高い人気を保持するIZ*ONEは稼ぎ頭であるため、できればまだ続けたいということのようです。

これは過去のプロデュースシリーズから生まれたI.O.I、Wanna Oneでも起こった、言わば想定内の動きで、ファンは比較的に冷ややかな視線で事の推移を見ています。


結局最終的には、メンバーとファンの思いより、CJ ENMと各所属事務所側の利害関係のバランスが落としどころになります。

各所属事務所側は、ガールズグループではI.O.Iの時にも、それぞれのメンバーを呼び戻し、派手なグループ活動を展開しました。

I.O.Iが本格始動して、まだ3ヶ月程度の活動期間真っ只中でも、セジョンとミナのgugudan(Jellyfish)、チェヨンのDIA(MBK)、そしてヨンジョンの宇宙少女(STARSHIP)などが兼任の形で、グループのデビュー、カムバックを進行しました。


残った7人はサブユニットの形で「Whata Man」という曲で活動しました。ソミをセンターに置いて、ガールクラッシュ系に振り切ったコンセプトでカムバックしました(これがクールで中々よかったです)。

 

 翻ってこれをIZ*ONEに当てはめて考えてみると、事務所に帰っても特に受け皿のないメンバーたちで同じようにユニットを組めば、事務所側もある意味助かる上、CJ ENM側も完全体までには及ばないものの、解散してしまうよりはずっといい状況になります。


先日、イ・チェヨンの所属事務所WMエンターテインメントの練習生チーム「Ggumnamu」が、高いダンス能力でデビューへ向け順調に仕上げているとお伝えしました。

正直に言って「Ggumnamu」の完成度を目にした時に、これはイ・チェヨンを迎えてデビューする気満々だと感じてしまいました。そうなると、少なくともWM側はIZ*ONEの活動延長には首を縦に振らないだろうな…とも。


そこで、もし仮にIZ*ONEが規定通り、来年4月に解散するとして、その後メンバーたちは各所属事務所でどうなると考えられているのか調べてみました。

・ウォニョン&ユジン…STARSHIPの新ガールズグループ or 2人のユニット
・チョユリ…STONE MUSICからソロデビュー
・矢吹奈子…HKT48
・本田仁美…AKB48
・ウンビ…Woollimからソロデビュー
・チェウォン…WoollimのRocket Punchに合流
・チェイェナ…ウィエファのEVERGLOWに合流
・イチェヨン…WMの新ガールズグループ(Ggumnamu)でデビュー

・宮脇咲良…HKT48を卒業(韓国で活動?)
・カンへウォン…8D Creativeでタレント活動(I.O.Iソヘのように)
・キムミンジュ…Urban worksで女優・モデル活動

上記はあくまでファンの推測です。ですがもし、この通りだと仮定して考えると、完全体の延長は少し難しいかもしれないものの、何人かによるユニットであれば調整次第でなんとかなりそうな気もします。

もちろん、全員の所属事務所が気持ちよく延長に同意するなら問題ありませんが、過去の例を見てもわかるように、やはりそれぞれの事務所でメンバーを必要とするため、延長は現実的に困難になっています。

IZ*ONEはカムバックの活動終了後に、今後についてしっかり話し合う予定だとしています。その席で一体どのような話にまとまるのか、ファンとしては待つしかないようです。