2020-11-17

竹内美宥と高橋朱里、「PRODUCE48」から2年、韓国に渡り1年半の2人の現在…最新のボーカルカバーで見せた進化した姿


「PRODUCE48」(TOP20)出身で元AKB48メンバーだった2人の現在です。

まずは竹内美宥から。

彼女は最近、自身が歌唱、演奏、録音、録画、編集までをひとりで行うYouTubeチャンネル「MiyuTube」を約1年9ヶ月ぶりに再開しました。竹内美宥は2019年春にMYSTIC STORY練習生になりましたが、その後は「MiyuTube」の更新を行っていませんでした。

ファンの間では少し前から、竹内美宥がMYSTIC STORYの新しいガールズグループの一員としてデビューするのか、それともソロ歌手としてデビューするのかが議論されていて、本人もそれについて心を痛めているようでした。

9月に行われた事務所の公開ライブ「リッスンステージ」では、初めて自身がこのことに触れ、グループばかりではなくソロ歌手での活動の可能性があることを示唆しました。それに続くように再開された「MiyuTube」では、今の自身の心境を反映したかのようなGodの名曲「Road」のカバーを、復帰第一作として公開しました。

さらに、今月13日にはユン・ジョンシンPDから提供された韓国でのソロデビュー曲「My Type」を、ピアノアレンジでセルフカバーした動画を公開しました。


これを聴くと竹内美宥の声はとても透明感があり、すでに迷いを超えた先にいるかのような不思議な静謐さがあります。9月のステートメント、Godの「Road」をチョイスしたことの意味、そしてソロデビュー曲「My Type」のセルフカバーまでの流れを考えると、竹内美宥自身の中では気持ちがすでに固まっているという感じです。


一方、高橋朱里は14日、「覆面歌王」での歌唱が大きな話題を呼んだBOL4の「
私の思春期へ」のカバーを、Rocket Punch YouTubeチャンネルで公開しました。


竹内美宥の歌声には讃美歌のような高音の清浄感があるとするなら、高橋朱里の方はむしろ低音を活かしたリアルな表現で、声のハスキーさが独特のスタイルを生んでいます。

今回公開されたカバーは、「覆面歌王」の時よりも更に歌の安定感や、こちらに訴えかけるものが増していて、高橋朱里のボーカルは現在も進化中であるのを感じさせます。

歌詞の和訳を読みながら聴くと、より一層伝わってくるものが大きいと思います。


「PRODUCE48」から2年以上が過ぎ、竹内美宥と高橋朱里のボーカルは技術的にも精神的にも深みを増したようです。2人は韓国に行って1年数か月の間に、着実に進化と成長をみせています。今後の活動の中で、更に進歩していく2人の姿に期待します。