2020-12-03

ESTIMATEを去り新たな道を歩み始めたユキカ、歌手としての願いを語る「私の名前は知らなくても、誰もが知っている代表曲が欲しい」


日本人歌手のユキカが韓国での活動について抱負を語りました。

最近公開されたYouTubeプログラム「アイドルオリンピック」には、ドラマ「アイドルマスター.KR」出身で現在はソロ歌手として活動するユキカが出演して、約7分間に及ぶインタビューに答えました。

日本でモデル、声優活動をしていたユキカが韓国に渡るきっかけになった「アイドルマスター.KR」と、プロジェクトグループReal Girls Projectでの活動や、オーディション番組「ミックスナイン」に出演した過去を振り返ったユキカは、その後に続けているソロでの歌手活動について触れました。

ユキカは先月30日、所属事務所のESTIMATEエンターテインメント(以下、ESTIMATE)との契約終了を発表しました。突然の知らせに多くのファンは心配しましたが、インタビューでのユキカは至って明るく、ファンの危惧が不要であるのを感じさせました。


本人としては、韓国でまずは歌手としての立場を確立させたいようで、「私の名前は知らなくても、誰もが知っている代表曲が欲しい」と気持ちを明かしました。

また、「『ユキカという名前は知らないけど、あなたの音楽を聴いた後、気持ちが楽になってあなたのファンになった』という言葉を聴いた時に、そんなふうに誰かを癒せるんだと思い、とても幸せな気持ちになった」と歌手としての思いを語りました。

ユキカはまた、バラエティ出演への意欲も見せ、様々な自分の姿を見せたいと抱負を語りました。


ユキカはESTIMATEとの契約終了が明らかになった直後にも、インスタライブでファンに近況を伝えていました。

そこでは以下のような内容が伝えられました。


- 韓国で歌手として同じ方向性でコンセプトは変化せず、これまで行ってきた活動を行う

- 今準備をたくさんしているので待ってほしい

- 多くの方々の助けを受けている(次の所属事務所に直接言及)

- 前所属会社は契約期間の満了により退社した

- バラエティにも出演するように努力する


ユキカのシティポップ路線は韓国で評判が良く、ファンからもぜひ続けてほしいという声がよく聞かれます。また、ユキカの韓国語は、韓国で活動する多くの日本人の中でも特に優れていると評価されています。

現時点ではまだ新しい所属事務所は明かされていませんが、韓国ファンの支えが大きいユキカは、このまま以前と変わりなく韓国での活動に邁進していきそうです。


ここで補足を… YUKIKAの1stアルバム「SOUL LADY」には、作曲家チームMonotreeのGDLOが参加しています。今夏にはMonotreeのYoutubeチャンネルにユキカがゲスト出演して、アルバムについて大いに語りました。


興味深いのはGDLOが宇多田ヒカルに影響を受けたと明かしたことで、ユキカも学生時代に好きで良く聴いていたと話しました。Monotreeの音楽は所謂、型通りのK-POPとは少し違う、程よくJ-POP風味が加味されているのが特徴で、K-POPとJ-POPの良さが望ましいバランスで融合していることが魅力です。

だから私はMonotreeが大活躍していた頃のLOONAの音楽が好きなのですが、この動画を見ていてきっと、Monotreeとユキカとの相性も良いに違いないと思いました。ぜひ、ユキカの代表曲になるような作品を作ってほしいです。