ついにBrave Girlsの隠れた本命曲が動き始めました。
本格的な靴のブランド「エルカント」は29日午後6時、92(靴)デーを迎え、Brave Girls「High Heels 花道ver」のフルバージョン映像を公式YouTubeで公開しました。
2016年にリリースされたこの曲は、思うような注目を集めることもなく、グループは活動を終えていました。しかし個人的に、この年を代表する1曲になると思って聴いていました。Red Velvetの「Russian Roulette」と並ぶ2016年のお気に入りでした。
当時、あまり芳しい反応が得られなかったのは、印象が良いとは言えないMVの影響も大きかったと思います。やや下品に過ぎる映像で、この曲を好きな私でさえ一度観たきりで、あとはダンス練習動画などを観ていました。
今回新たに撮影された「High Heels」の新作MVは、そうしたイメージを払拭するかのように、花に飾られたBrave Girlsがさながら春の女神の装いで、明るくさわやかにパフォーマンスしています。やっと「High Heels」の定番MVが誕生したという感じです。
この映像は、一般的な広告とは異なるミュージックビデオ形式で公開されたこともポイントです。これまで公開されたティーザー映像視聴は150万ビューを超え、メイン映像は公開4時間で14万ビューを達成しました。30日午前9時現在、33万ビューを超えています。
「広告映像の公開を待って見たのは初めてである」など、視聴者の反応もユニークです。
Brave Girlsは「Rollin'」「We Ride」に続き、2016年の夏に発表した「High Heels」で、今年の夏に逆走行をもう一度狙っています。
「High Heels」は活動用のタイトル曲として秀逸です。楽曲構成のバランスが良く、特に「High High High Heels」と歌う、テンションノートのフックが耳に残ります。
当時、勇敢な兄弟の片腕だった天才プロデューサー「像の王国」(AOAの一連のヒット曲に関わった)によるものと思い込んでいましたが、よく調べたら違いました。「High Heels」は勇敢な兄弟の特色である毒気が最良の形で盛り込まれた傑作です。
今回のリメイクをきっかけに、多くの音楽ファンに見つかることを願っています。