IZ*ONEが2年半の活動を終了した29日の0時以降、韓国の多くのメディアがグループの解散を報じると共に、12人のメンバーたちの今後について触れました。
各メディアはそれぞれに微妙な表現の違いを見せながらも、大筋としてはほとんど同じ内容を知らせていました。中には直接、各事務所側に連絡をして、関係者の弁を紹介したメディアもありましたが、特に大きく変わったことはありませんでした。
IZ*ONEのメンバーたちの今後については、各所属事務所に戻ったあと、しばらくは本格的な活動には入らずに、様子を見ながら徐々にグループ、あるいはソロでの歌手活動に移行していくというビジョンのようです。
これはクラウドファンディングのファンたちの気持ちを考慮してのことで、ショックを与えないように少しずつ活動を本格化させたいようです。そのため現時点でほとんどの事務所は「まだ決まったことがない、将来についてはメンバーとじっくり話し合っている」と、具体的な説明を避けています。しかし、ある程度は今後のビジョンは見えているはずです。
間違いなくハッキリしていることはわずかしかありません。所属事務所のStone Musicが廃業になったチョ・ユリは、CJ ENM内のレーベルの整理がつき次第、そこに移動して全面的なサポートを受けます。ただ、将来の活動がグループかソロかはわかりません。
ユジンやミンジュ、イェナらは、音楽番組MCやバラエティ出演を続けていきます。音楽には直接関係しない活動をしながら、本格的な復帰の程よいタイミングを探っていくようです。ですから、イェナが今後直近のEVERGLOWの活動に合流することもないようです。
あと、宮脇咲良に関しては、Big Hitミュージックに移籍して、新しいガールズグループで再デビューという話を多くのメディアが有力視しています。中には確定事項のように報じるメディアもあります。しかし一方で、「Big Hitの報道が出てから、一切新しい話の進展はない」と慎重な姿勢を崩さないメディアもあります。
そうした中で、目新しい報道もありました。女優業がささやかれるキム・ミンジュは、URBAN WORKS Ent で歌手活動を続けていくというものや、ウォニョンとユジンはSTARSHIPの新しいガールズグループとしてデビューするという記事です。
しかしこれらは事務所公式の情報ではなく、あくまで各メディアの独自報道です。ですからメディアごとに、内容に若干の違いが出ているという状況。メンバーそれぞれのハッキリとした展望が明らかになるには、もう少し時間が必要かもしれません。