C-グループのリャン・ジャオの親友が、番組の編集に苦言を呈しました。
Mnet「Girls Planet 999」の第5話では、ミッションステージに備えて準備する参加者たちの姿が紹介されました。この中で、チームの練習中にC-グループのリャン・ジャオが何度もトイレに行って、練習が滞る場面がありました。
これに関して、チームメイトたちへのインタビューはあったものの、リャン・ジャオ自身へのインタビューがなかったため、あたかも彼女が怠惰さから練習を抜け出したかのように、視聴者に印象付けられるということがありました。
これに対し、リャン・ジャオが中国で活動するGNZ48のメンバーで親友の郑丹妮(ジェン・ダンニー)が、放送内容が事実とは異なっていることを明かし、公正な編集がなされることを求めました。
放送後に郑丹妮は自身のSNSアカウントを通じ、「観た後は本当に心が痛い、胃腸炎は本当に苦痛です。積極的に頑張っている子どもたちに、世界がやさしくなってくれることを願っています。本当に心が痛みます」とコメントし、親友をサポートしました。
リャン・ジャオはプログラム中に胃腸炎に苦しみ、トイレが多かったのはそのためだと伝えられています。また、妹のリャン・チャオも、姉は健康を保つためにそうせざるを得なかったと、後のライブ配信で明かしていました。
(C-グループのリャン・ジャオ)
郑丹妮は「Girls Plaet 999」の放送開始当初から、GNZ48のチームメイトである双子の姉妹リャン・ジャオとリャン・チャオに対する支持を表明していました。
最初にシグナルソング「O.O.O」のパフォーマンスが放送されたあとには、「実を言うと初めてステージを見たときに泣きました。リャン姉妹は本当に価値があります。言葉では言い表せないほどに感動しました」と感想を伝えていました。
「デビューしてください、自身のある女子は本当に魅力的です」
こうしたこともあり、リャン姉妹の親友である郑丹妮は、放送後にどうしても黙っていられなかったのだと思います。
(GNZ48 郑丹妮 / ジェン・ダンニー)
プデュシリーズの編集については、シーズンの当初から色々と言われていて、それが実際の投票にも影響を与えたとみられることもありました。ガルプラに関しては、特にC-グループに対する編集のあり方に偏りがあるとも指摘されています。
実際、どこまでが事実と異なる編集で、またそこに悪意があるのかは、現場で直接見ていない立場としては断定し兼ねる部分もあります。
ただ、「積極的に頑張っている子どもたちに、世界がやさしくなってくれることを願っています」という郑丹妮の言葉には心から共感しました。参加者たちにはオーディション以後にも活動があり、それぞれの人生があります。
事実がどうであるかに関わらず、そこだけはいつも見失わないでいてほしいです。韓国のファンが未だに、過去のプデュシリーズに行われた操作について許せないでいるのは、根底にそうした人間性に関わる問題が横たわっているからだと思います。
だからこそ、「Girls Planet 999」には、視聴者も心から楽しみ応援できるような誠実さと、公明正大さをより強く求めたくなります。