2022-03-03

【Billlie】まるでジブリの映画音楽のよう…全編インストゥルメンタルのオリジナルサウンドトラックアルバムをリリース


Billlieの異例のOSTアルバムがとてもユニークです。

MYSTIC STORYの新人ガールズグループBilllieは1日午後6時、各種オンライン音源サイトを通じてOSTアルバム「the collective soul and unconscious: chapter one Original Soundtrack from “what is your B?」をリリースしました。

また、2日には全収録曲がYouTubeでも公開され、現在視聴可能です。

このOSTアルバムは、タイトル曲「a sign ~ overture to Billlie」をはじめ、「prologue~1/1」「welcome to the strange world~GGMGY」「M◐◑N in the fog」「epilogue~reprise」「a sign~overture to Billlie reprise」など合計10トラックで構成されています。
今回のオリジナルサウンドトラックは、2ndミニアルバム「the collective soul and unconscious: chapter one」のコンセプトストーリーフィルムで公開された「what is your B?」に使われたスコア音楽を収めています。

BilllieはK-POPガールズグループとしては斬新な試みに多く取り組んでいることで知られています。一つの大きなテーマの中で音楽、映像、ビジュアルアート、歌詞、ストーリーテリング、パフォーマンス、多様なキャラクターなど多彩なコンテンツを通じてマルチな世界観を披露しています。

全編がインストゥルメンタルで貫かれた今回のOSTアルバムも、また別の概念の作品としてBilllieの物語を構築しています。


ジャズからクラシックの引用まで、ジャンルレスに様々な音楽が聴けるこのアルバムの中で、特に印象的なトラックは4曲目のタイトル曲「a sign ~ overture to Billlie」です。

あたかもジブリ映画の音楽のような抒情的な旋律に「これがK-POP?」とハッとさせられます。同様にリードトラックの「prologue ~ 1/1」もナイーブなピアノのフレーズが心に残る美しいナンバーです。


先月23日に発売された「the collective soul and unconscious: chapter one」は、
タイトル曲「GingaMingaYo(the strange world)」が強烈なインパクトを放っていますが、グループとしての真骨頂は中間の3曲「a sign ~ anonymous」「overlap (1/1)」「M◐◑N PALACE」にあります。

K-POPガールズグループの楽曲も、ここまで洗練度が上がってきたのかと驚くほどで、この3曲ばかりを繰り返し聴いています。

個人的にはLOONAとBilllieは音楽のユニークさにおいて、多くのガールズグループの中でも存在が際立っていると思います。Billlieが所属するMYSTIC STORYは、K-POPでもJ-POPでもないA-POP(アジアのポップ)を標榜していて、そんなところも作品に表れていると言えるかもしれません。