2022-04-28

鞠婧祎 (ジュー・ジンイー)、大塚愛の「プラネタリウム」を流暢な日本語で披露「日本人の魂が私の中で沸騰しているので、人々は私をキクちゃんと呼んだのです」


鞠婧祎が日本の有名なヒット曲を驚くばかりの流暢な日本語で披露しました。

上海のアイドルグループSNH48出身で、現在は女優・歌手として活動するキクちゃんこと鞠婧祎 (ジュー・ジンイー)は最近、WeiboであるJ-POPの人気曲を歌う姿を見せファンを驚かせました。

鞠婧祎が今回披露したのは、2005年の大塚愛のヒット曲「プラネタリウム」。スマホに向かい歌詞を読みながら歌う鞠婧祎の歌声は、知らずに聴いたら中国人とは思えないような完璧な日本語の発音で目を引きます。

また、鞠婧祎のボーカルはこうした鼻歌程度の歌でも安定感抜群で、歌手としても定評がある歌の実力を証明しています。


鞠婧祎はボーカル映像に次のような文章を添えました。

「あなたの好きなバスルームシンガーが、彼女の声であなたにシャワーを浴びせるために戻ってきました。今日は何を歌っていると思いますか?日本の歌!だから、日本人の魂が私の中で沸騰しているので、人々は私をキクちゃんと呼んだのです。冗談です。あなたの週末を明るくするために私のもとへ来て聞いてください!」



一方、鞠婧祎は今年2月に新曲「0.2s」をリリースしました。自身が主演するドラマの主題歌で、しっとりとした抒情的なバラードを歌うイメージが強い鞠婧祎ですが、新曲は春らしくポップでアップテンポなダンス曲です。


鞠婧祎は過去にも「恋爱告急」というダンサブルなポップチューンをリリースしたことがあります。新曲「0.2s」は音楽的にはその続編といったスタイルです。

ところでその「恋爱告急」が、つい最近中国のTikTokで1位になり注目を集めました。


「恋爱告急」は中国の音楽番組などで何度もステージ披露されていますが、最もカッコいいのは断然、このリハーサル映像です。


鞠婧祎はダンスもしなやかで気品と色香があります。ビジュアル・ボーカル・ダンスと3拍子揃ったメンバーはめったにいるものではなく、デビュー当時に日本のファンが「4000年にひとりの美少女」と呼んだのも、あながち間違いではなかったと今にして思います。


以下は鞠婧祎の近影です。













最後にもうひとつだけ… もはや伝説となった2017年1月のSNH48「第三屆年度金曲大賞」から、「Don't touch」の舞台映像。


この曲はSNH48グループを代表するオリジナル曲のため、鞠婧祎 自身のパフォーマンスも含めて無数の映像がYouTubeで確認できます。

しかし、ステージで魅せる鞠婧祎のカリスマ性、会場内に漂う異様な熱気などから、今もってこれ以上の「Don't touch」はありません。


鞠婧祎と赵粤。この舞台の数か月後、鞠婧祎は韓国のDouble Kickがプロデュースした「Yes or No」でソロデビューを果たし、赵粤はシンサドンホレンイがプロデュースするサブユニット7SENSESで再デビューすることになります(リンク先のMoonlightはDouble Kickプロデュースです)。