最近、個人的に注目している中国のアイドルをご紹介します。
中国広東省深セン生まれのジェン・ダンニー/郑丹妮・ZhengDanni(2001年1月26日-)は、広州の女性アイドルグループGNZ48チームNIIIのメンバーです。
昨年、Mnetで放送されたGirls Planet 999には、GNZ48の双子の姉妹リャン・チャオとリャン・ジャオが参加しました。
その際、グループ練習中のリャン・ジャオの態度(頻繁に席を外し洗面所に行く)が批判されると、「彼女は胃腸炎で苦しんでいる」とすぐに擁護したのがジェン・ダンニーでした。このことは、当時記事にしてお伝えしました。
この時に私は初めてジェン・ダンニーの存在を知り、参考までに漁って観ていたYouTube動画を通じて、SNH48グループとしてはユニークな彼女の歌唱スタイルを知りました。
ジェン・ダンニーのボーカルにはクセがあり個性的で、男性ボーカル的な線の太さがありました。歌いまわしも独特で、例えるならYG的な発声でした。
そんなジェン・ダンニーが6月12日、自身が作詞・作曲した3曲目のオリジナル曲「1:26」(1点26分)を公開しました。この曲は昨今、人気のCityPopスタイルのさわやかなポップナンバーで、彼女の自作曲では特にクオリティの高い一曲になっています。
このように自ら作詞・作曲するSNH48メンバーでは、7SENSESのELIWA(许杨玉琢)が知られていますが、ジェン・ダンニーはやがて、それに続く存在になっていきそうです。
独特のボーカルスタイルと、作曲センスにさらに磨きのかかった新曲「1:26」をきっかけに、ジェン・ダンニーのアーティストとしての側面も、クローズアップされていくことになりそうです。