2022-08-03

香港コンサート落下事故、バックダンサーの両親が息子の容体を明かす「2回目の主要な手術と集中治療を受けたが、まだ悪い状態」


香港の人気グループMIRRORのコンサート現場で、落下した大スクリーンに敷かれる事故にあった20代ダンサーが、数回手術後も依然として経過が良くないことがわかりました。

1日、香港メディア「サウスチャイナモーニングポスト」によると、28日に香港コロシアムで行われたグループMIRRORのコンサート現場で、バックダンサーで振付師のMOさん(27)が、落下したスクリーンに敷かれる大事故に遭いました。

その後MOさんは病院に緊急搬送され、2回にわたる手術を受けました。カナダのトロントに住む彼の両親は、急いで息子が入院している病院を訪れ、息子の状態を確認したことがわかりました。

両親は現地メディアとのインタビューで「首の部位の背骨に2回目の主要な手術と集中治療を受けたが、まだ悪い状態」と明らかにしたことがわかりました。

MOさんの怪我の程度が非常に激しく、首の下の麻痺の可能性も慎重に提起されたことがわかりました。被害者に対する治療と同時に、今回のコンサート事故の原因をめぐって調査も進んでいます。

大型スクリーンの設置及び、点検等に関して安全規定を破ったものがあるか、関連当局が調査中です。

また、MIRRORのコンサートに参加した23人のダンサーは共同声明を発表し、「MIRRORの12人のメンバーとダンサーたちは、公演を行うために一生懸命努力してきた。 公演者と関連した虚偽の疑惑と攻撃を控えてほしい」と呼びかけました。