2022-08-02

【tripleS】オブジェクト(Objekt)でアイドル決済システムを改善、"ファン参加型ガールズグループ"がついに動き出す


チョン・ビョンギCEOがめざす「ファン参加型ガールズグループ」が何を意味するのか? その具体的なビジョンが明らかになってきました。

すべての可能性を持つアイドル「トリプルS(tripleS)」のプロジェクトの根幹を成す「オブジェクト(Objekt)」がついにベールを脱ぎました。

トリプルSを運営するモードハウスは7月28日夜、グループの公式SNSでオブジェクトのティーザーを公開しました。映像の中にはS1(最初のメンバー)ユン・ソヨンの初のティーザー映像とともに、トリプルSの初のオブジェクトが姿を現しました。

オブジェクトの中にはトリプルSメンバーの名前と写真、サインをはじめ、「First CLASS」や「Atom01 SEASON」など独特の構成が盛り込まれ、今後公開されるオブジェクトに対する好奇心を引き出しました。


モードハウスによると8月8日、トリプルSの専用アプリケーション「COSMO」をローンチし、デジタルバージョンのオブジェクトを先に披露します。また続く8月18日、実物カードの販売を開始します。

これまでGSリテール(主にコンビニの運営を行う韓国に拠点を置く会社)との業務協約のニュースを伝えて話題を集めたトリプルS。これにより、トリプルSの実物オブジェクトは全国のGS25(韓国・最大手コンビニエンスストアチェーン)店舗でさらに近く、気軽に会うことができる見通しです。

トリプルSのオブジェクトは、ファンの収集品であるフォトカードをNFT形態にしたもので、デジタルと実物カードで同時に存在します。実物カードをQRコードを通じて認識させると、自動的に携帯電話に登録されます。

世界で初めて「脱中央化ガールズグループ」の登場を宣言しただけに、トリプルSは今回のオブジェクトティーザーを通じて、これを実用的に具体化させて注目を集めました。特にモードハウスはオブジェクトを通じて、既存のアイドルのコスト精算システムを改善すると明らかにし、単純なフォトカード販売以上の関心を引き起こしています。

MODHAUSのチョン・ビョンギCEO

一般的に韓国国内のアイドルメンバーは、デビュー後に芸能活動を通じて売上が発生しても、初期投資金と進行費を回収する前には何の収益も受け取れません。しかし、モードハウスは損益分岐点を超えなくても、収益の一部をアイドルに直接支給する方式の新たな収益配分体系を披露するといいます。

この新しい決済システムは、既存のK-POP市場で不合理だと指摘された問題点を、実質的に解決する最初の試みで大きな意味があるという評価です。また、モードハウスはSNSやファンコミュニティ活動に活発に参加するトリプルSファンを対象にオブジェクトを無料で提供、真の「ファン参加型ガールズグループ」を実装する計画です。

ファンは「コスモ」アプリを通じて、トリプルSのファン活動に対する報酬として無料オブジェクトを受け取ることができ、いわゆる「無課金形態」の参加も可能です。モードハウスはトリプルS公式サイトを通じて「世界に一つだけのZero Classオブジェクトイベント」を期間限定で進めています。

「Zero Classオブジェクト」は、トリプルS誕生の瞬間を共にする人々のための特別なプレゼントです。公式サイトにアクセスして、電子メールアドレスを登録したファンを対象に「コスモ」アプリケーションのローンチ後に支給される予定です。

モードハウスのチョン・ビョンギ代表は「トリプルSの『オブジェクト』とアプリケーション『コスモ』のローンチは『オープンアーキテクチャ・エンターテインメント・エコシステム』、『ファン参加型双方向コミュニケーション』、『ソーシャルゲーム』など、モードハウスが追求したい特別な『コスモス』に出会う初歩」とし「今後もモードハウスとトリプルSに多くの期待と関心をお願いする」と要請しました。


(韓国・最大手のコンビニエンスストアチェーンGS25の店舗写真)

日本にもGS25のような、気軽にオブジェクト(Objekt)を入手できる場所があればいいなと思います。興味本位でも手に入れたい人は少なくないと思います。