ハスルが歌うソロ曲「少年、少女 (Let Me In)」は、私がこのブログを続けている理由のひとつです。
ワンダーウォールのオリジナルライブコンテンツ「wall.live」 (ウォールライブ) 7回目のラインナップとして、今月の少女(LOONA)の主要ボーカルメンであるハスル&キム・リプの「少年、少女+ Twilight」が公開されました。
この曲がリリースされた2016年12月までは、今月の少女は私にとってまだ様子見のグループのひとつでした。
11月に公開されたヒョンジンの「Around You」MVは、日本を舞台にした短編映画のような映像作品で、K-POPらしからぬ楽曲も相まって今月の少女というグループに対する個人的な興味が一気に引き上げられた作品でした。
それに続いて12月中旬の深夜0時に公開された「少年、少女」MVを初めて観た時、衝撃と感動で気づけば日が昇り始めた朝までリピートしたことを思い出します。
K-POPに対する私の概念と思い込みを根底から覆した曲です。そしてこの時から、プロデュースしたチョン・ビョンギ (Jaden Jeong) という人物を、強烈に意識するようになりました。これはただ者ではないと感じたのです。
ハスルはその後、2度にわたる長期休業などを経て、それを乗り越えたことで精神的にも強くなり、それが今の歌声にも表れています。ハスルが歌う「少年、少女」は、今もって私には最高のK-POP楽曲のひとつです。
キムリプのソロ曲「Twilight」は、2017年6月にリリースされた「eclipse」のカップリング曲で、デモはSecretのメインボーカル、ソン・ジウンが歌っていました。
正直に言うと当時はまだ、ジウンに比べてキムリプの声はやや物足らなさを感じるレベルでした。しかしあれから5年が過ぎ、成長したキムリプは今ではジウンに比べて遜色ないほどの立派な歌声を聴かせています。
数多くのLOONA楽曲の中から「wall.live」はよくぞ「少年、少女+ Twilight」を選んでくれたと思います。2曲とも過小評価された楽曲で、こうしてYouTubeのコンテンツとして公式に紹介されるのはこれが初めてです。音楽番組で歌ったこともありません。
初期のLOONAの単独コンでは取り上げられていましたが、今ではそれさえないほどです。そのため各国のLOONAファン (orbit) も、愛する楽曲たちにスポットがあてられたことを喜び、「wall.live」に感謝しています。