ガルプラのCグループ参加者として人気を集めたスー・ルイチー (Sury Su) が、一発撮りのパフォーマンスで知られる「THE FIRST TAKE」に初登場しました。
10月10日に公開された動画でスー・ルイチーが披露したのは、今年4月にリリースされた日本デビュー曲で、自身も作詞に携わった楽曲「≪燎≫ The Phoenix」。
私が初めてスー・ルイチーを知ったのは、2020年の中国のオーディション番組「創造営2020」を通じてでした。その頃のスー・ルイチーは、ダンスとラップがパフォーマンスのメインで、ボーカルの印象はそれほど強くはありませんでした。
ただ、ステージに立った時の存在感は抜群で、ビジュアルの良さもあり、「創造営2020」参加者の中では最初から目立つ存在でした。
惜しくもデビューグループのBon Bon Girls 303入りは逃しましたが、翌年には韓国の「Girls Planet 999」に参加して、今も記憶に新しい大活躍を見せました。
そして今回、初登場となった「THE FIRST TAKE」でスー・ルイチーは、10日に続き17日にも再登場しました。
そこでは、"暗闇の中でも必ず光を見つけ出し掴み取ろう"と決意を示す楽曲「≪摘星≫ Seize The Light 」を、同じく「THE FIRST TAKE」だけのオリジナルアレンジで一発撮りで披露しました。
2曲を通じてスー・ルイチーは安定したボーカルの実力を見せ、さすがはソロ歌手として、すでに活動を始めているプロであることを実感させました。
2020・中国「創造営2020」、2021・韓国「Girls Planet 999」、2022・日本「THE FIRST TAKE」と3年続けて違う国のプログラムに出演して、その都度、進歩した姿を見せるスー・ルイチーの意志と努力には頭が下がります。
ことに、ちょうどコロナの真っ只中だった3年間だけに、国を超えてモチベーションを維持し続けたのは並大抵ではなかったはずです。今回の「THE FIRST TAKE」出演を通じて、より多くの音楽ファンに、その存在が知られることを願っています。
9月30日には、自身にとって初の正式なMVとなる《小行星耳語(All About You)》Official Music Videoが公開されました。ロケ地は日本ということで、もしかしたら皆さんの見慣れた景色が出てくるかもしれません。
最後にもうひとつ、今でも時折り観ることがある「創造営2020」で特に好きなスー・ルイチーのステージをご紹介します。このパフォーマンスはグループミッションで、まずは課題曲の「Miss Chic」がとてもいいです。
そして、スー・ルイチーのパフォーマンスの実力、存在感、色香などの魅力が発揮されていて、これこそ中国ならではという気がします。こんな雰囲気のステージも、将来的にはぜひ観てみたいです。