今月の少女/LOONA ハスルのソロ曲「少年、少女 (LET ME IN)」のミュージックビデオが、YouTube動画再生回数100万回を突破しました。この曲が発表された2016年12月15日以来、約1年と1ヶ月をかけての達成になります。
LOONAの所属事務所BlockBerryCreativeはこの事実を公式SNSを通じて伝え、大台を達成したハスルを祝福しました。
そして、この文面にはファンにとって気になるフレーズがありました。
HaSeul, the leader of LOOΠΔ(LOONAのリーダー、ハスル)
これまでもハスルがリーダーだとする機会は何度かあったかもしれませんが、このように文章でハッキリと明記されたのは初めて見ました。このことから今後はハスルをLOONAのリーダーとして認識していいと思います。
「少年、少女」を初めて観た夜、衝撃で何度も繰り返し観て、気づけば白々と夜が明けていました。何度観ても涙が止まらなかったです。ハスルの声とバックのストリングスオーケストラのサウンドが私の胸に沁み入り、忘れていた大事な感情を思い出させてくれるようでした。私たちが普段心の奥に押し込んでいる、人間存在の孤独、儚さ、哀しさを明るみにして洗い流してくれるかのようでした。
あれから1年以上が過ぎ、この曲のボーカルカバー動画をいくつか観るうちに、あることに気づきました。それまで「少年、少女」は作曲を中心とした音楽が素晴らしいと思っていましたが、実はハスルの声が美しく、表現も豊かだということにです。ハスルのあの声だからこそ、何とも言えないセツナさが込み上げてくるのだと気づきました。
「少年、少女」は私にとってあまりに特別な歌です。ですから、そうやすやすとは聴けません。聴く時はすべての作業を終えてから夜中に、一人静かにヘッドフォンに耳を傾けます。そうして内観のように、自分の内部に意識を向けていくのです。
もしこの曲をコンサートで聴けるなら、理想は音源のようなストリングスオーケストラで聴きたいですが、生ピアノにヴァイオリンとチェロといった、シンプルな編成でも充分良いものになりそうです。早くそういう日が来るといいです。