AKB48の後藤萌咲が今、海外を含めた世界のファンの注目を集めています。
11日からMnet「PRODUCE48」96人の参加者の、自己紹介PR動画の公開が始まりました。日韓の参加者たちは約1分の持ち時間で、自分をアピールするために様々なパフォーマンスを見せています。
そして、公開スタートから一週間が経過した現在、個々の動画再生回数に明らかな差が見え始めています。1位は「M COUNTDOWN」の「私のもの(Pick Me)」でセンターを務めた宮脇咲良で、それに続き現在、第2位にランクインしているのが、AKB48の後藤萌咲です。第3位の宮崎美穂が肉迫しているものの、まだ5千回の差を保っています。
【自己紹介PR動画の再生回数ランキング 5/17 19:00現在】
ランキングを見ればわかるように、上位はいずれも名の知れた有力メンバーばかり。その中にあって唯一「後藤萌咲」という、まだあまり知られていない名前が目を引きます。事実、彼女は昨年の「AKB48選抜総選挙」では76位と振るわず、世間的な認知度は今ひとつの存在でした。
そんな後藤萌咲が、世界のファンに一気に存在を知らしめたのが、「PRODUCE48」公式の自己紹介PR動画です。ここでの彼女は、スラっと伸びた四肢を活かし、「Pick Me」にあわせダイナミックなダンスを見せています。また、歌声は伸びやかで通りが良く、ビジュアルも韓国で人気が出そうな雰囲気で、すべてがK-POP向きなムードを持っています。
個人的にも、この一週間にすべてのプロフィールと動画をチェックして、最も印象に残ったのは後藤萌咲でした。まったく無名の存在が、一夜にして話題の中心に上りつめるドラマ性もいいです。考えて見れば、キム・セジョンもカン・ダニエルも、番組開始前は無名の一練習生に過ぎませんでした。
半年前からチェックしている韓国の「PRODUCE48」フォーラムでは、宮脇咲良、松井珠理奈、白間美瑠、小嶋真子、宮崎美穂などの名は常連で、後藤萌咲の名はたまに見かける程度でした。それが今では一気に注目のメンバーのひとりの扱いになっています。
こういう「スター誕生」的なメンバーが発掘されるのが「PRODUCE101」シリーズの大きな魅力でもあるので、今後も後藤萌咲のようなメンバーが次々登場することに期待したいです。