K-POPのカムバックラッシュが始まった中、TWICEが今年の大本命曲を出して来ました。
11月5日の午後6時、TWICEはファン待望の新曲「YES or YES」をリリースしました。この曲は順次公開されたティーザー映像の段階からファンの期待を集め、「TT」以来の興奮を感じると韓国でも話題でした。
TWICEは2015年のデビュー曲「Like OOH-AHH」から、毎年この時期にその年の本命曲を発表しています。2016年「TT」、2017年「LIKEY」といずれも傑作揃いでした。それだけに「YES or YES」への期待も高かったわけですが、公開された新曲はそれを裏切らないどころか、上回るほどの良曲でした。
「YES or YES」は、TWICEの「Knock Knock」を手がけたシム・ウンジが作詞を引き受け、「Heart Shaker」の作曲家デビッド・アンバー(David Amber)とアンディ・ラブ(Andy Love)が作曲を担当しました。デビッド・アンバーは最近ではfromis_9の「Love Bomb」を始め、各所で名を見かける、現在最も勢いのある作曲家です。
「YES or YES」では「Heart Shaker」よりさらに密度の高い、内容の濃い音楽を展開させています。タイトルを叫ぶフックの利いたサビもいいですが、メロディとコードの兼ね合いがきれいなAメロが特に秀逸。現在、来日中のポール・マッカートニーやビートルズを思わせるような、キャッチ―でスタンダードな趣きがあります。
11月はこれからさらに、BLACKPINKのジェニー、Red Velvetといった強豪がカムバックするためわかりませんが、現時点では今年韓国でリリースされたガールズグループの最高曲だと思います。TWICE自身の過去の作品の中でも上位に入るのではないでしょうか?
新曲「YES or YES」は記録面でも大変な数字を出しています。
5日の午後6時に公開されたミュージックビデオは、わずか6時間後にYouTube再生回数1000万回を突破。これはK-POPガールズグループのMVでは最速の記録。過去の最速は6時間15分で1000万回の視聴を記録した、BLACKPINKの 「DDU-DU DDU-DU」でした。
そして、「YES or YES」の視聴は深夜にさらに勢いを伸ばし、公開から10時間30分後には、再生回数2000万回に達しました。YouTube急上昇ランクも1位です。(6日午前4:30)
TWICEの人気は衰えるどころか、ここへ来て数字からも過去最高の勢いを感じさせています。もちろん、新曲「YES or YES」が魅力的な楽曲なことも大きいでしょう。今週は音楽番組でのカムバックも予定されています。どのようなステージを見せてくれるのか、今から楽しみです。
【追記】
6日午前8時 現在 : 再生回数22,329,999 回 急上昇ランク#1