プデュシリーズの「順位操作疑惑」のこれ以上の捜索が困難になっています。
「プロデュースX101」をはじめとする、Mnetサバイバルプログラムで行われた順位操作疑惑と関連全方位的な家宅捜索が行われている中で、放送局である CJ ENM役員とプログラムの関係者などの携帯電話の家宅捜索令状が、裁判所でいずれも却下されています。
順位操作の意思決定プロセスの情報が含まれている携帯電話の確保が遅れ、放送局やプログラム制作会社、芸能事務所間の組織の癒着関係を明らかにすることも難航しています。
27日、司法当局によると捜査を担当しているソウル地方警察庁サイバー捜査隊は、最近まで上岩洞の CJ ENMのMnetオフィスを含め「プロデュースX101」関連企画などの全方位押収捜索を行いました。捜査範囲がどんどん広がりながら「プロデュースX 101」全シーズンを含め「アイドル学校」プログラムの関連場所にまで家宅捜索が行われました。
捜査チームは、特に CJ ENM役員と製作会社の代表者、プログラム関連プロデューサー（ PD）などの事件関係者の携帯電話への家宅捜索が必要であると見て、これに対する押収捜索令状を請求してきました。しかし、捜査が始まって以来、事件関係者の携帯電話に家宅捜索令状が発行された件数は一件もありません。
裁判所が令状を棄却する理由について具体的に言及するのは難しいものの、法曹界では、最近、個人情報の流出に人権侵害要素になる可能性がある携帯電話押収捜索について、裁判所が令状審査をより厳しくしている点を原因と見ています。
今回の事態の頂点にあるCJ ENM側は既に「順位操作が「プロデュースX 101」の制作陣が恣意的に犯したこと」と会社側とは無関係だと線を引き出しています。
今回の捜査に明るい法曹界の関係者は「最近、オフィスを家宅捜索したり、電子メールアカウントを押収捜索しても決定的な証拠は探すのが難しい」とし「今のような時代には、携帯電話のメッセンジャーなどを通じて、主に通信が行われて主要な意思決定がなされるので、携帯電話の家宅捜索が行われない場合は、証拠を収集するのが難しい状況だ」と述べました。
今回の事件は、7月に「プロデュースX 101」の最後の生放送コンテスト当時、メンバー別最終得票数で一定の倍数が表示され、投票操作疑惑が浮上しました。論議が広がると、Mnetは集計中にエラーがあった立場を明らかにしましたが、携帯電話の有料投票をしたいくつかの視聴者がMnet製作陣を告訴と告発し捜査が開始されました。
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