2020-03-22

【青春有你2】練習生たちが事務所ごとに披露する最初の評価ステージが完了+早くもポジション評価のチーム編成と課題曲が決定


中国版プデュ「青春有你2」が驚異的なスピードで進行しています。

3月12日に放送開始された「青春有你2」は、21日の放送で早くも第4回を迎えました。番組は毎週木曜と土曜の2回にわたり放送され、それぞれが約1時間45分の長尺のため、追いつくだけでも大変です。

さらに、多言語の字幕がついているものの、日本語はないので、理解しながら進めると途方もない時間がかかってしまいます。また、情報量が多すぎて、記事にすべきトピックスが絞り切れない状況です。

そこで、練習生の顔見せである第3回と第4回については、周辺情報も交えて「ここは外したくない」というポイントをダイジェストでお伝えします(第3回の段小薇のハンドダンスはすでにお伝えしたので省略します)。

まずは第3回から。蔡卓宜と共にマレーシアからやって来たイェニスは多くの練習生たちと同じくリサの大ファン。評価ステージでリサと初対面した彼女は本気で泣いてしまいました。それを見たリサもまた、もらい泣きしました。「青春有你2」の参加者たちには、リサがメンターだからという理由で出演を決めた者も少なくありません。



YGチャイナの魏辰と王思予の評価ステージ。2人は自己紹介で、予てよりうわさの「BabyMonster」を名乗りました。「BabyMonster」はYGの新ガールズグループの名前と言われています(最近、商標登録済み)。パフォーマンスはまずまずで、2人共に評価Bでした。また、披露した楽曲は事務所の練習生が作ってくれたと言いました。



7SENSESを除いたSNH48チームの評価ステージ。メンター陣から「個性がない」と芳しくない評価を受けました。特に、ひとりで自作曲を歌ったスーシャンシャンは、途中で声が途切れてしまい残念な結果に。しかし、自作曲はしっかりしたものであるという点が救いでした。



喻言は「青春有你2」放送開始前から有力なボーカリストとして注目され、評価ステージでもその実力を発揮しました。



先週発表の初回と昨日発表の第2回公式ランキングでいずれも1位の虞书欣の評価ステージ。ボーカルはお世辞にも上手いとは言えず、実力至上主義の中国でなぜ1位なのか疑問に感じますが、それをも凌駕するほどのタレントパワーがあるということのようです。たしかに、番組中でもひと際リアクションが大きく、表情も豊かでことあるごとにカメラで抜かれています。

さらにインスタを見ると、虞书欣はかなりキレのあるダンスを動画で披露しています。ここは要注意かもしれません(BLACKPINKではジェニのファンのようです)。


刘雨昕のようなボーイッシュな参加者が何人か参加しているのも「青春有你2」のユニークなところで、こうした幅広さがそのまま女性ファン獲得にもつながっているようです。「创造营2020」にもこうしたタイプの参加者がいるので、これは中国のオーディション番組の特色と言えそうです。


リサに会えて泣いたイェニス(黄欣苑)が所属するチームの評価ステージです。


本編ではカットされた唯一の日本人練習生 七穂(NAHO)の初登場シーン。リサが「私のコンサートを見たことがありますか?」と尋ねると七穂は、「昨年12月4日の東京ドーム公演に行きました」と答えました。


21日に発表された第2回練習生ランキング。1位、2位は変わらず。初めてデビュー圏に入った孔雪儿が目を引きます。


孔雪儿がJYPの練習生時代に、サナ&モモと踊った貴重な映像。折しも、サナ&モモは現在配信中の「Nizi Project」に審査員で出演しているだけに、同じタイミングで中国のオーディションで活躍する孔雪儿の姿には感慨深いものがあります。


続いて第4回放送から。ウィエファチャイナのチームが宇宙少女の名曲「Secret」をアレンジ版でカバーしています。宇宙少女のウィエファ所属と言えば、現在ロケットガール101で活動するミギ&ソニとソンソです。こうした舞台を見ると、彼女たちはミギ&ソニとソンソの直系の後輩なんだとあらためて実感します。


中国ではこの4つ子の姉妹チームがトレンド1位になりました。この時の3位はリン・シャオザイでした。




本編ではカットされた左卓、汪睿と徐紫茵の評価ステージ。3人は優れたボーカルで、特に徐紫茵は「青春有你2」屈指の実力者です。事務所の問題に関しては、YGチャイナの魏辰と王思予も事務所が楽曲を用意してくれないので、練習生仲間に提供してもらい、自分たちで仕上げたというようなことをこぼしていました。ですから中国の練習生たちはその辺はたくましいかもしれません。


全練習生中でWeiboフォロワーNo.1のリン・シャオザイは「セーラームーン」でダンスを披露。パフォーマンス後のコメントでは「多くのことは私にとって簡単ではないと思います。練習生であることはさらに困難です。しかし、私は自分の努力を信頼します」と話しました。


さらにシャオザイは「実際に、私はFがふさわしいと思います しかし、私は永遠にFではありません」と力強く答えました。


ポジション評価のメンバー選びで、KIKIはオーロラを指名。


「私はネットの言葉の中で生きているのではない」と宣言した蔡卓宜は、2回目のランキングで5位に上昇しました。


AOAミナ、IZ*ONE宮脇咲良以来の両目ウィンクの達人。


21日にweiboを更新したリサ。


事務所別評価ステージの結果


【次回放送の「ポジション評価」のチーム編成と課題曲】




【予告編】いよいよ次回からポジション評価ステージの準備が始まります。


【青春有你2】第4回 前編


【青春有你2】第4回 後編