2020-03-24

IZ*ONE チョ・ユリ、SNSでバラードを歌う動画を公開…メインボーカルの立場ではわからないユリの声の魅力


先日、キム・チェウォンがIZ*ONEの公式Twitterで公開したボーカル動画をご紹介しました。そこで「チェウォンのボイストーンはもっと評価されるべき」という内容の記事を書きました。

しかし、記事をアップしてから後になって、チェウォンのボーカルばかり褒めて、メインボーカルのユリの歌に全く触れないのはいかかがなものか…と引っかかっていました。

すると数日経って、今度はチョユリがマイクを手にしたボーカル動画をTwitterで公開してくれました。どうしようかと思っていたのでよかったです。

ユリは動画の中で、歌い始めてから少ししてフィルターが気になるのか、これから盛り上がるというところで歌をやめてしまいました。やや残念な気もしましたが、これでかえって記事が書きやすくなりました。



ユリのボーカルで好きなものに、昨年の日本1stファンミ―ティングで、「千と千尋の神隠し」の名曲「いのちの名前」を歌った動画があります。

チョユリというと「アイドル学校」の時から、強めの声を張る高音のイメージが強かったのですが、「いのちの名前」でのユリはそれとはまったく違っていて、歌の世界観を大事にした繊細な歌い方をしています。それがとてもいいです。

グループのメインボーカルでは、立場上どうしても声量やハイトーンが要求されるものですが、本人は特にそれを望んでいるわけではないかもしれません。優れたボーカルは、むしろ低く静かな声で本領を発揮することも多いです。