MYSTIC STORYのA&Rチームが新人ガールズグループについて語りました。
billboard KOREAでは最近、レコード会社制作部に所属して新人アーティストの発掘、レコード企画・制作、制作管理、曲目管理などをするA&R(Artists and Repertoire)のスタッフへのインタビューが掲載されました。
その中には竹内美宥、福富つき(タルちゃん)、キム・シユンら、ガールズグループデビューをめざす練習生が所属する、MYSTIC STORYのA&Rチームへの取材も含まれていて目を引きました。
インタビューによると、現在MYSTIC STORYはアーティストの方向性に基づいて3つのアーティストのチームに分かれています。1チームにはパク・ジェジョン、パク・サンドンのように、MYSTIC STORYといえば簡単に思い浮かべる、感性に訴える力の濃いボーカリストが多くいます。
そして2チームは、ブラウンアイドガールズとそれぞれのソロ、ミンサーなどのアーティストを担当しています。音楽とビジュアル、振り付けなどを総合的に企画し、開発する段階型アーティストが属しています。
また2チームは新人開発パーツを兼ねていて、MYSTIC STORYの次世代アーティストを発掘して育成する役割も果たしています。今年中のデビューが伝えられる新たなガールズグループもここに属します。
最後に、3チームは作曲・編曲、作詞など音楽的力量が引き立つシンガーソングライターを含め、いくつかの公演型アーティストを担当しています。<スーパー・バンド>で目立つパフォーマンスを披露したバンドLUCYとチョ・ウォンソン、ハリムそしてPERC%NT(パーセント)などがいます。
新しいガールズグループに直接関わる2チームのスタッフは、「私たちのチームは、どうやら新人開発パートの仕事が最も多い。練習生のトレーニングの状態を監視しながらチェックしてデビューの方向性を探っている。今しがたデビューした他の企画会社所属アーティストケースも研究して、MYSTIC STORYで見せたい、見せなければならない新しいストーリーのナビゲーションを続けている」と話しました。
またこのスタッフは「アーティストの方向性に基づいてチームが分かれているので、業務の進め方も違いがある。アーティストだけでなく、プロデューサー、プロジェクトの規模や内容によって大きく変わったりする。2チームは、差別化されたステージを飾るパフォーマーのように、しっかりとした企画を必要とするアーティストアップデートが多いため、全体的にプロジェクト一つあたりにかかる期間が長い方である。アーティストの企画参加も活発なのでアイディアを分けて調整する時間も必要である」と説明しました。
さらに、新人アーティストのプロモーションについて1チームのスタッフは、「新人たちの音楽を知らせ、接することを可能にする方法は増々限定的ではないかと思う。だからアーティストの人間としてのイメージや、キャラクターを知らせることも多く気を使う部分だ。適切なターゲット層を設定して、それに合ったプロモーションコンテンツを試してみたり、公共のフィードバックの中で企画自体をより具体化してきている」としました。
続けて「また、MYSTIC STORY制作本部はコンセプト企画チーム、ビジュアルディレクティングチーム、映像チームなどがそれぞれ分かれておらず、アーティストのチームの中でメンバーのポジションに合わせて業務を進めている。チームの中で担当する複数のアーティストのコンテンツを、一緒に深く悩んで発展させてみるアイディアが面白いと幅広く話されているようだ。現在は、コロナ19により外部活動を自制しているので、オンラインコンテンツの多くを悩んで試してみている」と話しました。
MYSTIC STORYの新ガールズグループ候補であるmystic.rookiesは、主に2チームが担当しています。そして、インタビューを読めば現在のコロナ禍にあって、オンラインコンテンツを始め、様々なプロモーションツールを模索していることがわかります。
また、2チームは「しっかりとした企画を必要とするアーティストアップデートが多いため、全体的にプロジェクト一つあたりにかかる期間が長い方である」と言っているので、新グループのデビューに関しても入念に準備しているのが察せられます。
そして、インタビューで最も重要なポイント、「練習生のトレーニングの状態を監視しながらチェックしてデビューの方向性を探っている。今しがたデビューした他の企画会社所属アーティストケースも研究して、MYSTIC STORYで見せたい、見せなければならない新しいストーリーのナビゲーションを続けている」という言葉からは、新しいガールズグループに対する強い思い入れが伝わってきます。
福富つきの日本での活動も、当然のことながら新しいガールズグループのプロモーションの一環と考えているでしょう。本人にとっては色々と厳しいこともあるかもしれませんが、これらがすべて最終的には報われると信じて見守りたいと思います。
●私たちが知らなかったA&Rの世界(billboard KOREA)
●私たちが知らなかったA&Rの世界(billboard KOREA)