2020-12-19

演歌版プデュ「ミストロット2」初回放送から最高視聴率30.2%を記録、前作を大きく上回る数字でトロット旋風の継続を実証


2021年も韓国にはトロット旋風が吹き荒れそうです。

トロット(演歌)版プデュこと「ミストロット2」が初放送から大ヒットしています。

17日午後10時に放送されたTV朝鮮「ミストロット2」初回放送は、最高視聴率30.2%、全国視聴率28.7%(以下ニールセンコリア有料放送世帯基準)を記録しました。

これは地上波とケーブルで放送された、すべての週間の芸能番組の視聴率の中で最も高い数字で、「ミストロット2」の放送中、参加者の名前がポータルサイトのリアルタイム検索語に上がりました。また、放送直後に公開されたムービークリップも多くの再生回数を記録しました。

この日の放送で1/200の競争率を突破した121チームの参加者は、それぞれの事情と実力を披露しました。


K-POPファンとして注目したいのは、AKB48 千葉恵里も出演して話題を呼んだMnet「留学少女」の出演者マリアが、堂々と韓国の演歌を歌いきって、シーズン2で最初のオールハートを得たことです。


マリアは白人とは思えない情感のこもった歌いまわしで、演歌の歌心を見事に表現しました。これには出演者たちも驚きを隠せませんでした。


また、今回のシーズンから「初等部」が新設され、まだ幼い参加者のキュートな姿が視聴者を楽しませました。K-POP系のオンラインコミュニティでも「将来のガールズグループ候補?」と話題になりました。

韓国では「ミストロット」シーズン1の放送以降、国民的なトロットブームが訪れていて、それは男性版の「ミスタートロット」でさらに熱気を増し、「ミストロット2」でも勢いが衰えないどころか、もう一段のロケット発射をしそうなほどの反響を見せています。韓国で全国的な大ヒットとなった前作、「ミスタートロット」でさえ、初回放送は12.5%、最終回で35.7%でした。

韓国ではBTSよりトロット歌手たちが出演した方が、何倍も視聴率が上がるといわれるほどで、その人気ぶりは広範囲の年齢層にわたっています。ですから今回のシーズン2には、もうオーディションなど必要のないベテラン歌手や、K-POP系の歌手までがこぞって参加しています。

初回から予想以上の好発進となった「ミストロット2」の第2回は、24日午後10時から放送されます。