2021-03-16

HKT48、初のW選抜 "つばめ"と"みずほ"に込められた意味…もうひとつの九州新幹線「さくら」が残された理由とは?


3月13日、HKT48はLINE LIVE番組「W選抜メンバー発表スペシャル」を配信。14thシングル(タイトル未定)のリリース日が5月12日に決定したことを発表しました。

新型コロナウイルスの影響により発売が延期されていた14thシングルでは、選抜メンバーがHKT48初となる12名の2組であることが明かされました。

1期生からドラフト2期生までの「つばめ選抜」と、4期生以降の「みずほ選抜」のそれぞれのセンターには、田中美久と運上弘菜が選ばれました。

さらに、番組の後半で流された特報映像で7月24日に福岡・福岡国際センターでHKT48初のリクエストアワーが開催されることが発表されました。このサプライズにメンバーたちは思わず立ち上がって歓喜の声をあげ、うれしさを爆発させました。

今回の発表で目を引くのが、「つばめ選抜」と「みずほ選抜」のネーミングです。このふたつはいずれも、HKT48とはゆかりのあるJR九州の列車「九州新幹線」の名称です。

HKT48とJR九州は2020年から「みんなの九州プロジェクト -九州を元気に!- 」を展開しており、「つばめ選抜」と「みずほ選抜」もそれに由来すると考えられます。


しかし、ここに大きな見落としがあります。九州新幹線には「つばめ」と「みずほ」の他に「さくら」が存在します。ではなぜ、「さくら」だけをあえて残し、選抜名に使わなかったのでしょうか?


これを見た時に「なるほど、そういう見方もあるのか」と思いました。熱心なファンの方でなければ思いつかない発想に驚きました。そしてなぜか妙に、胸にストンと落ちるものを感じました。

私は例え宮脇咲良が最終的にK-POPの世界に戻るとしても、一度はHKT48に戻ってファンに自身の気持ちを伝える人なのではと思います。1曲ぐらいはHKT48で活動して、しっかり卒業公演もして、それからまた韓国側に帰るような気がします。

いつも、K-POPファンの視点から考えるばかりで、こういう見方があることに気づかなかったことを反省しました。なこみくを従えた「さくら選抜」。それはそれで見てみたい気がします。