2021-03-28

MYSTIC STORY 竹内美宥、日本のシンガーソングライター泰葉の名曲「フライディ・チャイナタウン」弾き語りカバー動画を公開


26日、MYSTIC STORYの竹内美宥が自身のYouTubeチャンネル「Miyutube」で、日本のシンガーソングライター泰葉(Yasuha)の名曲「Flyday Chinatown フライディ・チャイナタウン」のカバー動画を公開しました。

この曲は泰葉が1981年にリリースしたデビュー曲で、最近注目のシティポップ曲として、海外音楽ファンの人気を高めている作品です。

泰葉自身の解説によると、完全にコード進行から先に作曲したとのことで、レコーディングはスタジオで待っていたミュージシャンたちと共に、一発録りで行われたそうです。アレンジャーの井上鑑による印象的なイントロのフレーズを聴いた瞬間、「これはすごいことになる」と感じたと語っていました。


竹内美宥はこの曲をカバーするにあたり、いつものようにプロデュース・制作・撮影・編曲・編集までをひとりで行い、動画では得意のピアノ弾き語りを披露しています。

竹内美宥は自作曲も含めてどこか、70年代から80年代の八神純子や渡辺真知子のような雰囲気があると感じていたので、同世代の泰葉のこの曲も、とてもよく似合っています。また、原曲にはない歌メロのハモりも注目ポイントで、数多くのカバーの中にあって、ユニークな個性を感じさせています。


完コピとも言えるオケの打ち込みも見事で、この才能を活かすにはやはり、シンガーソングライターのスタイルが一番しっくりくるかもしれません。本人も2021年の抱負として語っていたように、早く完全オリジナルの新曲も聴いてみたいものです。


ところで、原曲を歌った泰葉は昨年8月にYouTubeチャンネルを開設して、第一弾の演奏動画として「フライディ・チャイナタウン」をピアノ一台で弾き語っています。

これが圧巻で、40年前より格段にボーカルのスケール感が増し、ピアノ演奏もどっしりと重厚で聴き応え満点です。抑揚を自在に操る演奏スタイルはポップスというより、むしろクラシック的ですらあります。

芸能ゴシップのイメージが強かったので、とても驚きました。これだけ骨太のピアノ弾き語りができる女性シンガーは、そうはいないと思います。ぜひ、ライブハウスなどで腰を据えてじっくり聴いてみたいです。