26日、MYSTIC STORYの竹内美宥が自身のYouTubeチャンネル「Miyutube」で、日本のシンガーソングライター泰葉(Yasuha)の名曲「Flyday Chinatown フライディ・チャイナタウン」のカバー動画を公開しました。
泰葉自身の解説によると、完全にコード進行から先に作曲したとのことで、レコーディングはスタジオで待っていたミュージシャンたちと共に、一発録りで行われたそうです。アレンジャーの井上鑑による印象的なイントロのフレーズを聴いた瞬間、「これはすごいことになる」と感じたと語っていました。
竹内美宥は自作曲も含めてどこか、70年代から80年代の八神純子や渡辺真知子のような雰囲気があると感じていたので、同世代の泰葉のこの曲も、とてもよく似合っています。また、原曲にはない歌メロのハモりも注目ポイントで、数多くのカバーの中にあって、ユニークな個性を感じさせています。
ところで、原曲を歌った泰葉は昨年8月にYouTubeチャンネルを開設して、第一弾の演奏動画として「フライディ・チャイナタウン」をピアノ一台で弾き語っています。
これが圧巻で、40年前より格段にボーカルのスケール感が増し、ピアノ演奏もどっしりと重厚で聴き応え満点です。抑揚を自在に操る演奏スタイルはポップスというより、むしろクラシック的ですらあります。
芸能ゴシップのイメージが強かったので、とても驚きました。これだけ骨太のピアノ弾き語りができる女性シンガーは、そうはいないと思います。ぜひ、ライブハウスなどで腰を据えてじっくり聴いてみたいです。