2021-06-10

【アイドル学校】イ・ヘイン、放送当時の視聴者投票で実際は1位だった…「イメージがデビュー組と合わない」という理由で脱落に


2017年にMnetが制作したアイドルオーディション番組「アイドル学校」で、視聴者投票を操作したキムCPに懲役1年の実刑が宣告されました。また、キムCPの投票操作を知っていながらも幇助したキム制作局長には、罰金1000万ウォンが宣告されました。

ソウル中央地裁刑事19単独(キム・ソンフン部長判事)は10日午後、「アイドル学校」の視聴者投票操作の疑い(業務妨害・詐欺)で起訴されたキムCPとキム制作局長の宣告公判を行いました。

この日の裁判所は、視聴者投票の操作について検察の公訴事実をすべて認めました。裁判所は「キムCPは、視聴者が知らないうちに、オンライン投票の5倍の重みを反映した後は、これを越えて投票結果を無視して、任意の結果を操作した」とし「番組を視聴した視聴者と投票に参加した彼らを馬鹿にしたうえ、脱落した出演者たちからは正式にデビューする機会を奪った」と指摘しました。

キム本部長もキムCPの投票操作を知りながら、幇助した疑いが有罪と認められました。裁判所によると、キムCPは第4回放送が終わった後に電話をかけて、キム局長に投票操作の事実を知らせ、第5回と第6回の放送が終わった後の会議室で、キム局長と投票操作に関連して直接会って議論しました。


また裁判所は、投票操作で脱落したことで知られるイ・ヘインに言及しました。裁判所によると、イ・へインは放送当時、視聴者投票で1位を走っていましたが、キムCPは彼女のイメージがデビュー組と合わないという理由でイ・へインを落とすことにしました。

裁判所によると、キムCPはキム局長に「イ・ヘインが1位であるが落とすのが正しいか?」と尋ね、これにキム局長は「大丈夫」というふうに答えると、実際にイ・へインを脱落させました。裁判所は「キムCPは、自分の直属の上司に"1位を脱落させる決定をするにあたり、事前に報告した"は、陳述に信憑性がある」と述べました。

犯行を主導したキムCPはこの日、法廷で直接拘束されました。最後に発言はないのかと裁判所がキムCPに聞くと、「ありません」とだけ答えました。

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イ・へインが操作により脱落したものの、本当はデビュー組だったことはすでに知られた事実でした。しかし、実際は1位だったとなると、よりことの重大さは増します。もし、本人がそれを知らなかったとなれば尚更です。

あらためて、これから始まる新しいオーディションにおいては、このようなことが二度と起こらないように、万全の対策で臨むことを願います。